2020年11月14日に東京、有明ガーデンにあるヴィラフォンテーヌ グランド 東京 有明に宿泊して、同じ有明ガーデン敷地内の温浴施設である『泉天空の湯』に行ってきました。
『泉天空の湯』は2020年6月にオープンしていましたが、新型コロナウィルス感染症の影響により、天然温泉の供給が延期になっていました。
それが10月23日より供給開始とのことで、結果的に良いタイミングで訪れることができました。
新しい施設ということで清潔感があり良い施設だったのですが、ちょっと後悔したこともあります。
自分が実際に行って感じたこと、また次回はこう過ごしたいということを含めて紹介していこうと思います。
泉天空の湯 有明ガーデン
温浴施設である『泉天空の湯』は公式サイトでは「天然温泉 泉天空の湯 有明ガーデン」と表記されていますが、2020年6月のオープンから暫く、新型コロナ感染者対策の為、天然温泉の供給がストップされていました。
しかしながら、10月23日より、ようやく天然温泉の供給がスタートしました。
こちらの天然温泉は地下1500mから汲み上げられているようで、弱アルカリ性の”含よう素ーナトリウム塩化物強塩温泉です。
『泉天空の湯』の館内は2階建てになっていいます。
2階建てとは言っても、実際には5階と6階の高さなのですが、ややこしくなるので記事内では1階、2階と呼ばせていただきます。
営業時間
施設自体は24時間営業とのことですが、大浴場の営業は5:00から25:30までです。
岩盤浴は更に時間が短く10:00から22:00までとなっています。(最終受付は21:30)
ボディケアは10:30から、アロマオイルビューティーサロンとあかすりは11:00から始まり、終了はすべて23:00となっています。(最終受付は22:00)
有明キッチン、ドリンクコーナーの営業時間は11:30から22:00となっており、ラストオーダーは21:30です。
利用料金
ビジター料金は以下のようになっています。
平日大人入浴入館料 | フェイスタオル、バスタオル付。 | 1650円 |
土日大人入浴入館料 | フェイスタオル、バスタオル付。入湯税150円込み。 | 2200円 |
全日子供入浴入館料 | フェイスタオル、バスタオル付。 | 1000円 |
3歳未満入浴入館料 | おむつが取れていない子供は入浴NG。 | 無料 |
全日深夜料金 | 深夜26:00~翌5:00の間に滞在される方に自動で課金。 | 3000円 |
岩盤浴料金 | 岩盤浴着、岩盤浴タオル付。 | 800円 |
館内着は200円で借りることができます。
フェイスタオルは110円、バスタオルは220円の料金設定なので、タオル無しを選択するとその分料金は安くなります。
「ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明」の宿泊者は全日大人1300円、子供650円(ともにフェイスタオル、バスタオル付)で利用できます。
ちなみに今回私は入浴付きプランの宿泊プランにてホテルに宿泊したため、料金は精算していません。
また今だと下記のような期間限定のプランもあります。
LADIES DAY | 毎週月曜日、女性限定で岩盤浴料金が半額。 | 400円 |
Weekday morning | 平日5:00~10:00(退館)、大人・子供ともに割引料金での利用。(タオル付) | 850円 |
KOTO Night Special | 江東区在住者限定で、21:00~26:00(退館)、大人・子供ともに割引料金での利用。(タオル付) | 510円 |
また、1回分がお得になる11枚綴りの回数券も販売されています。
泉天空の湯 館内の様子
1階部分(5F)
1階部分には入り口、下足箱、受付、自動精算機、レストラン&カフェの『ARIAKE KITCHEN(有明キッチン)』、カフェラウンジとリラックスラウンジがあります。
入り口
入り口を入ると左手すぐに靴を脱いだり履いたりするときに使うベンチが設置されていました。
壁にペタッとくっつけられているわけでもなく置かれているので、いろいろな向きから座ることができそうでした。
年配の方はもちろん、赤ちゃんを抱っこしている方、革靴やブーツなどを履いている方などには、とても便利だと思います。
反対の入り口右側には下足箱があります。
ここに使用されている黄色いリストバンド型のカギを一度フロントで提示して入館手続きをします。
ICチップが内蔵されているので、館内で料金が発生すると紐づけられる仕組みになっています。
入り口左の壁の裏手には自動精算機が並んでおり、最後に清算ができるようになっています。
下足箱についていたリストバンド型の鍵をかざして精算をします。
現金、クレジットカード、iD、QUICPayで支払いができます。
清算後、小さな白い紙にQRコードが印刷されて出てくるので、それを退館専用ゲートにかざすと退館できるようになっています。
ARIAKE KITCHEN(有明キッチン)
ドリンクカウンターが受付横にあり、ちょっとおしゃれなソフトドリンクやアルコール、軽食、スナックなどが販売されています。
またカウンターに向かって左側にはデトックスウォーターが置かれていて、これは無料で飲むことができました。
ドリンクカウンターの右手奥にはレストランコーナーがあります。
この日は隣接する有明ガーデンで夕食を取ることを決めていたので利用はできなかったのですが、お店の前に置かれていたメニューをちらっと見させてもらいました。
おつまみもありますが、ホテルメイドのカレーであったり、ステーキ御膳などや、マグロの中落ちの漬け丼などの丼ものメニューもありました。
うどんや、お子様ランチなど、子供に良さそうな問題ないメニューもありました。
公式HPにはグランドメニューが掲載されています。
https://www.shopping-sumitomo-rd.com/ariake/spa-izumi/img/ariakekitchen/grandmenu.pdf
ラウンジ
カフェラウンジはスペースの半分はソファーやテーブルがありますが、残り半分ぐらいはクッションが効いてそうな素材感のシートが段々になった、横になったり、座ったりできるようなスペースになっていました。
カフェラウンジの一部なので飲み物を飲みながら利用できます。
さらに奥には静かに休むことができるリラックスラウンジも用意されています。
温浴施設によくある畳スペースなどはないのですが、十分に体を休ませることもできそうです。
実際に深夜利用される方は、男性なら、こちらで休まれる方がほとんどではないでしょうか。
2階部分(6F)
2階部分には、男女それぞれの大浴場、あかすり、岩盤浴、ボディケア、アロマオイルビューティーサロン、女性専用ラウンジがあります。
あかすりは男女それぞれの脱衣室と大浴場の間に設けられています。
女性用大浴場『ゆうさりの湯』
『ゆうさりの湯』は階段を上がったホールの右奥にありました。
脱衣室
脱衣室には上下2段に仕切られたロッカーが配置されていました。
コロナ対策として、使用後のロッカーがについては清掃後に使用できるようにされていました。
ロッカーの扉には消毒済みと使用後を提示できるように表裏に文字が書かれたマグネットが貼り付けてあり、使用する際に消毒済みを裏返しました。
洗面台にはコロナ対策の為か、椅子が一席飛ばしで置いてありました。
アメニティはメイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、乳液、綿棒、ティッシュ、ヘアブラシ、ヘアゴムが置いてありました。
ドライヤーはPanasonic製でした。
洗い場
洗い場のカランとシャワーは押すごとに一定量が出るタイプでしたが、水圧は新しい施設ということもあり、十分なものでした。
洗い場に置かれているシャンプー、コンディショナー、ボディシャンプーはペリカン石鹸のものでした。
宿泊したホテルの『ヴィラフォンテーヌ グランド 東京有明』に置かれていたホテル特注のものと同じでした。
ホテルの浴室の写真ですが載せておきます。
内湯
浴場に入るとすぐに4種類のお風呂がありました。
炭酸泉、日替わり風呂、ジェットバス、マッサージバスです。
炭酸泉はそこまで温度は高くないのですが、じんわり身体のなかから温まるのが気持ちよく、一番長く浸かりました。
日替わり風呂は1日目はローズオイル配合で赤っぽいお湯だったので、乾燥を防ぐ為に最後に入りました。
2日目はハーブ系のお風呂でした。
うちで入浴剤のお風呂に入るのと比べると、当たり前ですが湯量も多いので、しっかり効能を得られる気がします。
ジェットバスは、壊れているのか、わざと止められているのかは分かりませんがジェット水流が出ていない場所があったので、他の人の利用が終わるのをちょっと待ってから使用しました。
マッサージバスは、ジェットバスと同じ様に水流が出ていますが、深さが1メートルぐらいあるので、腰やお腹だけでなく足など自分が当てたい部分には刺激を与えられて気持ちよかったです。
露天風呂
露天風呂コーナーには天然温泉、バブルバス、寝ころび湯の3種類のお風呂がありました。
天然温泉は色が少し茶色がかっていて、硫黄とは違いますが、独特の匂いがします。
バブルバスは細かな泡と少し熱めの温度設定で、熱いお風呂が好きな私には良いお湯でした。
寝ころび湯には寝転んでみたのですが、枕部分が石材で硬いので長くは寝転べませんでした💦
しかし、隣にいた方は結構長く使用されていたので、長く寝転べるかは個人差がありそうです。
そして、こちらは露天ということで天井は開いているのですが、壁があるので、外を眺めることはできません。
またその壁も高いので、個人的にはそんなに開放感については感じることはできませんでした。
スチーム塩サウナ
こちらはコロナ対策として入室できる人数が制限されていました。
その為、粘ってみたのですが、タイミングが合わず使用できませんでした。
2日目は滞在できる時間が短かったので、今回は残念ながら体験することができませんでした😭
男性用大浴場『あかつきの湯』
『あかつきの湯』は階段を上がったホールの左手にあります。
女性用との違いはバブルバスが無く、ドライサウナと水風呂があることです。
ちなみに夫や息子に聞いたところ洗面台のスペースが狭く、ドライヤーが使える場所は4か所ぐらいしかなかったそうです。
二人はホテルの部屋で乾かせばいいかと思ったようで、結局こちらでは髪を乾かさずに大浴場から出て待っていました。
後で案内図を確認したところ、洗面所のスペースが女性の半分無いぐらいでした。
女性の方もコロナ対策で席が減らしてありましたが、混雑しすぎる状況はなかったので、男性用大浴場では、なんとかドライヤーの数だけでも増やしてもらえるといいのにと思いました。
岩盤浴
岩盤浴は『ゆうさりの湯』と『あかつきの湯』の間にあります。
岩塩、麦飯石、トルマリン、アロマスチームを利用した4種類の岩盤浴が楽しめます。
そのほか、クールダウンする場所と、汗を流した後に寛ぐことができる岩盤浴ラウンジも設置されています。
岩盤浴の料金は大浴場の料金とは別途必要になるので、利用の際は浴場前の受付にて申し込む必要があります。
今回はもったいなくも感じたのですが、私も夫もこちらを利用しませんでした。
あかすり、ボディケア、アロマオイルビューティーサロン
丁度、岩盤浴の前にはこちらのポスターが貼られていました。
あかすりは脱衣所と大浴場の間に設置されていました。
土曜の夕方にこちらに来たのですが、施術を受けているのは1人しかいませんでした。
いつもこういった気持ちよさそうな施術の宣伝広告を見ては利用したくなるのですが、今回は私も夫も利用しませんでした。
女性専用ラウンジ『マーメイドリビング』
『ゆうさりの湯』のさらに奥には女性用専用ラウンジである『マーメイドリビング』がありました。
ラウンジの手前は大きな窓もあり、明るい雰囲気の場所でした。
ソファーもオフホワイトと、ペールトーンのブルーがかったグリーンで清潔感がありました。
窓の反対側の壁には本棚があり、おしゃれな、ふと読んでみたくなるような本が置かれていました。
ラウンジの奥は寝転がったり座ったりできるようなスペースがあるのですが、1階にある角ばったスペースが段々になっているのとは違い、曲線の多いデザインになっていました。
形としては棚田のような形でしょうか。
クッションも置かれ、照明は抑えられていてとても雰囲気がありました。
まとめ
『泉天空の湯 有明ガーデン』は新しい施設ということで清潔感があり、おしゃれな雰囲気もありました。
しかし、隣接するホテルに宿泊していたこともあり、部屋で休めるからとラウンジを利用しなかったので、後々利用しておけば良かったなと後悔しました。
ラウンジ自体も最新のスタイルですし、きっとさらにゆっくりと充実した滞在ができたのではないかと思われます。
大浴場のみの利用だと、エントランスには「大規模天然温泉」とは書いてありましたが、今まで訪れた温泉、温浴施設と比べて広いのかと言われると、そんなに広くはないと言わざるを得ません。
利用料を支払った場合はゆったり時間に余裕を持って滞在するのが一番良いのではと思います。
小学生の子供がいるので少し難しい部分もあるのですが、次回訪れたら、是非岩盤浴やボディケアなども体験してみたいです。
もちろん、美味しい食事も味わいたいと思います!!
今回滞在したホテルについても別記事にまとめています。
アクセス
≪住所≫
〒135-0063 東京都江東区有明2丁目1−7 ガーデン アネックス棟
*隣接する商業施設、有明ガーデンから連絡通路もあります。
≪交通手段≫
【ゆりかもめ】
「有明駅」より徒歩4分
「有明テニスの森」より徒歩3分
【りんかい線】
「国際展示場駅」より徒歩7分
*すべて、有明ガーデンまでの距離の目安です。
≪定休日≫
年中無休
*月1回程度、施設点検の為に閉館になる日があるようです。公式HPのお知らせで確認できるようです。
≪電話番号≫
0570-077-711
≪公式HP≫
https://www.shopping-sumitomo-rd.com/ariake/spa-izumi
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