【箱根】雨でも楽しめる、仙石原の星の王子さまミュージアム

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2020年9月20日、4連休の中日に箱根の仙石原にある『星の王子さまミュージアム』に行ってきました。

私も何度か箱根に来ましたが来館のタイミングがなかったのでいつか行きたいなと漠然と考えていました。

今回旅行の初日が雨だと分かった時に、雨天でも楽しめる場所はどこかと探しました。

館内展示もあり、素敵なお庭や雰囲気のある建物は雨の中でも映えるのではと思いました。

ずっと行けなかった場所ですが、今がチャンスだと思えました。

実際、ここを選んで大正解でした。

星の王子さまミュージアム

星の王子さまミュージアム』は児童文学の名作「星の王子さま」とその作者であるサン=テグジュペリをテーマにしたミュージアムです。

1999年にオープンしました。


雰囲気のある建物だけでなく、素敵な庭、様々な展示物もある施設です。

お土産を買うことができるミュージアムショップとレストランも併設されていて長めの滞在もできます。

来館に先立ち、まだ「星の王子さま」を読んだことのない息子のために声優の梶裕貴さんの朗読を聞かせてみました。

息子も興味を持ってくれたのですが、それよりも私自身が聞きながら号泣してしまい、改めて「星の王子さま」の持つ魅力に気付かされました。



このような素晴らしい物語りですが、夫は読んだことがないとのことでした。
星の王子さま」という名前と今回ミュージアムで見た王子のルックスから「カレーの王子さま」を思い出したと言っていました💦

確かに発売されたのは私たちが小学校に入学したぐらいだったのでテレビCMもよく流れていましたし、マントと星の装飾も印象的ではあったので思いつくのも無理はないのかもしれません。

料金

【当日券】

大人 1600円  シニア/学生(高校、大学、専門学校等)1100円  小人 700円
*学生は身分証明書の提出が必要です。未就学児童無料。団体割引有り(15名以上から)。

星の王子さまミュージアムでは『箱根フリーパス』を使うと大人150円、小人100円の割引が受けられます。

【前売り券】
大人 1400円  小人 600円

*公式HPのオンラインチケットサービスや、コンビニなどで買えるようです。

今回は開催中のイベント『星の王子さまと導きのダイス』に参加しましたが、料金は1キット1200円でした。

かわいいチケット類

今回入場するときにもらったものです。

手前の羊と箱の絵、地理学者と点燈夫のイラストが描かれたものが入園チケットです。

図柄がなんと24種類もあるようです。

何回来園したとしても楽しみがあるのはとてもいいですよね

大人用の水色の縁の冊子には館内マップとスタンプラリー、ピンクの低学年の子供用の冊子には簡単なクイズやイラストを書き込むところなどがあります。

紺色の謎解きの冊子は購入前に1時間ぐらいかかると聞いていましたが、ヒントがあることに気付かず進めていたこと、ノリノリで子供が参加していたこともあり、実は最終問題までは解くことができなかったのですが、とても楽しく取り組めました。

予定より長く園内にいたのにもかかわらず、コンプリートできなかったのは無念と言えば無念ですが、開催中に再度来園できるかもしれないので大切に保管しておこうと思っています。

館内施設

エントランス

メインゲートをくぐり進んでいくと王子が小惑星B612に立っている広場があります。

右奥にチケット売り場があり、チケット購入後は順路に沿って進みます。

今回は夫と息子もこのミュージアムで楽しめればいいなと、謎解きプログラム『星の王子さまと導きのダイス』に参加することにしました。

息子はスタンプを押すのが好きなのに、スタンプラリーをさせてことがなかったので、張り切ってスタンプを押していました。

素敵な庭

外に出ると素敵な「出会いの庭」という庭があります。

いろいろな花や植物が植えられていてとてもきれいです。

フランス風の建物が多いのに、庭は何となくイングリッシュガーデンみたいな雰囲気だなと思いました。

あとあと調べると吉谷桂子さんがデザインされた庭ということが分かり、納得ができました。

吉谷桂子さんは長くイギリスにいらっしゃって、帰国後の活躍も以前テレビで拝見していました。

なんとこちらでは「公開ガーデンワークデー」も不定期に開催されているようです。

実際に庭の手入れをされているところを拝見できるなんて貴重です。


あくまで植物は自然に育っているかのような庭というのは見ていて心が洗われます。

更に進み「ローズガーデン」にやってきました。

バラと王子さまを眺めながら物語を思い出したりもできますがこちらの植物も素敵です。

ローズガーデンというだけあって、毎年6月に「ローズフェア」が開催されるそうです。

私は花瓶に生けられているバラより庭で咲いているバラが格段に好きなので是非、シーズンに訪れてみたいなと思いました。

先程の広場を左折すると「王さま通り」があります。こちらではフランス風の街並みが再現されています。

そしてこちらは「サン=テグジュペリ教会」です。

私たちは謎解きの流れでやってきましたが、木々の中に佇んでいて落ち着ける場所でした。

私たちを含め、中に入って座っている人たちは黙々と謎解きをしていました。

展示ホールとして使われている建物をくるっと回ると「サン=モーリス・ド・レマンス城 パルク・デュ・プチ・フランス」が現れます。

こちらはクリスマスシーズンにはイルミネーション装飾がされるようです。

クリスマスツリーも見どころになるようですし、もちろんイベントも開催されるようです。

訪れたい時期が増えていきます…。年間パスポートが用意されている意味が分かりました。

サン=テグジュぺリの生涯に触れられる展示ホール・映像ホール

素敵なフランス風の建物がある園内ですがその建物の中に「展示ホール・映像ホール」があります。

こちらは撮影不可のため、写真は撮りませんでした。

入り口には王子さまと飛行機がさっそく飾ってありました。

映像ホールが目の前にあったのですが、たくさんの人がいるようでしたので先に展示ホールに向かいました。

順路に従いながら歩いていくと、まずはたくさんの写真が飾っている階段を上ります。

そこにはサン=テグジュペリ本人はもちろんのこと家族や友人などの写真も飾られています。

様々な説明書きもあり、とても読みごたえがありました。

星の王子さま』が作られたり、出版されたころの背景、またそれ以外にサン=テグジュペリの人生について知ることができ本当に良かったです。

子供のころの部屋だったり、滞在していた国での仕事部屋が再現されているコーナーがあったりして視覚的にも楽しかったです。

もちろん物語の世界が表現されているコーナーもあるので、物語ファン人は確実に楽しいです。

個人的には世界中で出版された『星の王子さま』が展示されているのを眺めるのが楽しかったです。

最初に出版されたアメリカ版はもちろん、フランス版、日本版を始め、世界中の本が集められているのは圧巻です

最後に映像ホールについてですが、物語の中の砂漠にいるような感じが面白かったです。

映像自体にはサン=テグジュペリの親戚方のインタビューもあり、見ごたえがありました。

星の王子様グッズならおまかせのミュージアムショップ『5億の鈴』

滞在できる時間の終わりを意識しながら息子と一緒にお土産を買うことにしました。

ミュージアムショップは明るく、とにかく品揃えが豊富でした。

文具食器お菓子アクセサリーなど何を買うか決めるまで時間がかかるほどでした。

息子はかなり目移りしていて、悩みに悩んでいました。

結局、可愛さに負けたのか星の王子様のぬいぐるみを選びました。

私はを買いました。

?と思われるかもしれませんが、実は翻訳家が違う本、絵本など様々な種類が置かれていてどうしても読みたくなってしまったんです

星の王子さまの本と人形

久しぶりに読んで『星の王子さま』を読みましたが、どっぷり世界に引き込まれました。

王子の心の変遷を考えると、なんとも言えない感情が湧いてきました。

息子がいるからか、男の子が出てくる物語にやられてしまう体質になってきた感があります…。

レストラン

園内には「ル・プチ・フランス」というレストランがあります。

今回『星の王子さまミュージアム』を訪れるにあたって是非、行きたいと考えていたのですが、残念ながら行くことができませんでした。

かわいいチケット類でも触れたのですが、滞在時間が限られる中、謎解きが終われず時間が過ぎていきました。

レストランも4連休中とあってか、行列ができていて、泣く泣く諦めました。

素敵な店内で『星の王子さま』にちなんだ料理やデザートが食べられるということで、それはもう楽しみにしていたのですが…。

次回訪れることができたら真っ先に行きたいと思います

アクセス

≪所在地≫
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909

≪交通手段≫
【箱根湯本駅より】
箱根登山バス『桃源台行き』乗車、『川向・星の王子さまミュージアム』バス停下車すぐ
(乗車時間・・・約30分)

【強羅駅より】
観光施設めぐりバス『湿性花園前行き』乗車、『川向・星の王子さまミュージアム』バス停下車すぐ
(乗車時間・・・約18分)

【車で】
東名高速御殿場ICより約20分

≪開園時間≫
9:00~18:00(最終入園は17:00)

≪休園日≫
第2水曜日(3月と8月は無休)

≪電話番号≫
0460-86-3700

≪公式サイト≫

https://www.tbs.co.jp/l-prince/

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