ラタトゥイユは、トマト味の野菜の煮込みですが何故か夏に一番食べたくなります。
トマト、ナス、ピーマン、ズッキーニなど夏野菜が多いので、旬の物が使える夏が一番おいしく感じるのかもしれません。
もちろん野菜だけで作ってもいいのですが、私はマッシュルームを加えて作っています。
以前、イギリスでシェフをしているマザーのお家でホームステイをしていたのですが、彼女は糖尿病患者でヴィーガンでした。
彼女は野菜中心の料理に食感のアクセントをつける為、マッシュルームを多く使っていたので、私も野菜がメインの物には時々加えるようになりました。
ラタトゥイユにマッシュルームを加えると、他の野菜と異なる食感を味わえることに加え、味も良くなるのでお勧めです。
ラタトゥイユの材料
材料は以下の通りです。
材料
- トマト 3個
- なす 2本
- ズッキーニ 1本
- 玉ねぎ 1個
- セロリ(茎) 1/2~1本
- ピーマン 1個
- パプリカ 1/2個
- マッシュルーム 1パック
- ニンニク 1かけ
調味料
- コンソメキューブ 1個
- トマトペースト 1袋
- ローリエ 1枚
- 薄口しょうゆ 小さじ1
- 塩 適量
- 胡椒 適量
- オリーブオイル 大さじ1程度
ラタトゥイユのレシピにはハーブ類や、白ワインを加えるものもあります。
動物性の物を加えないので白ワインは入れず、より手軽に作っています。
私はラタトゥイユを作るときはちょっと多めに作って、アレンジして食べたりするので、ハーブなどはその時点で加えることが多いので、あえて入れずに作っています。
もちろんどちらも好みなので、加えて作っていただいても構いません。
一応材野菜などを写真に撮りました。
セロリは大きさがまちまちだと思うのですが、だいたいズッキーニと同じぐらいの長さを使用しています。
ブログの最初に書いたような理由で、マッシュルームを入れていますが、椎茸やエリンギ、そのほかのキノコ類に代えてもらってもいいです。
トマト以外の物は好みで抜いたり、他の物と代えてもいいと思います💦
トマトペーストとローリエとコンソメキューブです。
調味料のうち、トマトペーストと薄口しょうゆに関してはお勧めの調味料なのでちょこっと紹介します。
カゴメトマトペースト
トマトペーストは煮込み料理に使うと手軽に味にコクが出ます。
トマト自体大好きなのですが、以前は料理に使うと言えばトマト、トマト缶、トマトピューレ、ケチャップしか使いませんでした。
イギリスで、1年ほどジャマイカ人のシェフのうちにホームスティしていたのですが、彼女がよくトマトペーストを使っていました。
手軽にトマトのうま味を料理に加えることができ、今回のようなトマト味ではないものにちょこっと入れたりもできて本当に便利です。
イギリスではチューブに入ったものが多く、大手スーパーのプライベートブランドの商品だとびっくりするぐらいの安さで売られています。
日本でも輸入食材店などで見かけるのですがちょっと値段が高めなんです。
そこで現在はトマトペーストが小分けになっていて使い勝手の良いカゴメのトマトペーストを使っています。
小分けなので常温でも保存ができるのもうれしいポイントです。
完熟トマトの裏ごしが約6倍に濃縮されていると箱に書かれていますが、こういうのを読むと地味にテンションが上がります。
使っている自分の料理が美味しくなるような気がしてきます💦
ヒガシマル薄口しょうゆ
次にお勧めするのはヒガシマルの薄口しょうゆです。
薄口しょうゆは関西の人には定番の調味料だと思います。
私は兵庫県出身ですが、気が付けば人生のうち関東にいる方が長くなっています。
そんな私でも味に関しては関西風の味が好きなので、やはりこれが無いと始まりません。
汁物、煮物には欠かせないのですが、今回のラタトゥイユは該当しません。
それでも隠し味として入れてみています。
私が油脂が多く含まれたものが食べられないということもあるのですが、洋風の味付けの炒め物を作るときなんかは絶対に入れています。
洋風のおかずでもご飯で食べることが多いので、ほんの少しのしょうゆを入れることでより相性が良くなるように感じています。
普通のしょうゆよりは塩味が強いですが色が薄いので、見た目の色をを薄く仕上げたい時にも便利です。
ここまで書いていると、ヒガシマルである必要はあるのかと読んでいる皆さんが疑問に思われると思います。
ヒガシマルは兵庫県の会社でしょうゆの他にもうどんスープなどが有名な会社です。
一度ヒガシマルの薄口しょうゆが手に入らず、他の物を使った時は、これじゃない感が強くて、直ぐに実家から送ってもらいました。
それ以降、他の会社の薄口しょうゆは使ったことがありません。
ただの、兵庫愛❤️かもしれませんが、とりあえず薄口しょうゆならヒガシマルをお勧めしたいと思います😊
私は1ℓしか購入しないのですが、500㎖のものもあるようです。
ラタトゥイユの作り方
それではラタトゥイユを作っていきますが、まず最初に材料を切ることから始めます。
玉ねぎは半分に切ったものを更に4等分のくし切りにし、それらを更に上下に2等分します。
要はくし切りの半分の大きさに切るということです💦
セロリは5、6㎜ぐらいの幅に切ります。
ピーマンは二つに割って種を取り、横に5、6㎜の幅に切ります。
パプリカも種を取ったら、こちらは縦横が1、5㎝から2㎝ぐらいのサイズ感で切っていきます。
写真を撮り忘れましたが、なすは後で崩れてくるので1cm幅の輪切りにします。
ズッキーニはなすよりは崩れにくいので縦に半分にしてから1cm幅の半月切りにします。
マッシュルームはキノコ自体の大きさによりますが、7、8㎜ぐらいの幅のスライスにします。
トマトは2㎝角ぐらいにカットし、ニンニクはみじん切りにします。
全部切るとこんな感じになりました。
鍋にオリーブオイルとみじん切りにしたニンニクを加え火にかけます。
火加減は弱火にします。
玉ねぎとセロリを加え、油が全体にいきわたるように炒めていきます。
次にピーマンとパプリカを加え、同様に油がいきわたるように混ぜながら炒めていきます。
ズッキーニを加え、同様に炒めていきます。
なすを加えると一気に混ぜにくくなります。
しかし、頑張り時なので何とかまんべんなく混ぜてください😅
そしてマッシュルームも入れ混ぜます。
トマトを加えます。
更に、ローリエを加えます。
私はいつもガス火で先端を少し焦がしてから入れています。
以前飲食店でアルバイトしていた時に元々イタリアンレストランで働いていた人がいたのですが、彼が賄いを作るときにしていたのでなんとなく真似しています💦
ローリエの香りがハッキリするような気がしています。
コンソメキューブを入れ軽く塩胡椒をします。
軽く混ぜたら火加減を一番小さいとろ火にします。
蓋をして10分から15分ぐらい煮ます。
野菜が汗をかくように水分が出てきます。
ここで薄口しょうゆとトマトペーストを加えます。
再び蓋をして20分ぐらい煮ます。
美味しそうになってきましたが少し水分が多い状態です。
この時点では煮詰める前なので少し薄味です。
蓋を取ったまま、火を少し強くして、時折混ぜながら更に煮て水分量を減らしていきます。
5分~10分ぐらい様子を見ながら煮ていきます。
なすが崩れてきて野菜自体も減ったような気になりますが、水分が減ったので火を止めます。
味見をして、味か薄ければお好みで塩胡椒で調整すればできあがりです。
この時は水分多めでしたが、更に煮詰めると水分が減り味が濃縮されます。
好みで調整してください。
時間がない時や、アレンジでパスタにも使おうなどと思っている時はこのくらいの水分にしてしまうことが多いです。
もちろん温かいまま食べてもいいのですが、冷やして食べても美味しいです。
私はすぐに食べない分は保存容器に入れて冷やすので粗熱が取れたら容器に入れます。
冷めたら蓋をして冷蔵庫で保存します。
保存するために入れるのですが、大体2日ぐらいで食べきってしまいます💦
まとめ
夏野菜は生のまま食べるのももちろん美味しいのですが、一緒に煮込んでいろいろな味がギュッと濃縮された味というのも美味しいです。
たくさんの食材を一度に摂ることができ、食べ方もいろいろなので常備菜としてもお勧めです。
ラタトゥイユはそのままローストしたお肉に添えても美味しいです。
我が家では子供がフランスパンが好きなので、バゲットをスライスしてガーリックトーストにしたものに載せて食べることが多いです。
冷製パスタアレンジも美味しいです。
冷えたラタトゥイユは汁ごとボールに入れ、オリーブオイルとバジルやオレガノなどのハーブと塩胡椒、好みでフレッシュなトマトを加えて、氷水でしめた細めのパスタと混ぜると出来上がりです。
アレンジは他にもいろいろできるので、是非一度 夏野菜とマッシュルームのラタトゥイユをお試しください。
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