醬油を使わない、おばあちゃんのかぼちゃの煮物

料理
スポンサーリンク

※当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

我が家の定番の副菜の一つに「かぼちゃの煮物」があります。

醤油を使わないので、色は綺麗なオレンジに仕上がります。

子供のころから大好きだったのですが、外で食べると味が違うなと思っていました。

祖父母と同居していたので、祖母の作る和食を食べる機会が多く、私の舌の基礎は祖母の料理によって作られた部分が大きいです。

簡単なのですが、覚書としてレシピをブログに書いておきたいと思います。

材料と調味料

祖母に教えてもらったカボチャの煮物の材料、調味料は少ないです。

甘いのでおかずというより、食事中の箸休め、あるいはデザートのような感覚で食べています。

子供の時から当たり前のように食べていた味ですが、一人暮らしをする際に作り方を聞き、シンプルな味付けでちょっと驚きました。

  • かぼちゃ  1/4個 
  • 砂糖    大さじ1杯(てんさい糖を使用していますが、上白糖でもできます。)
  • みりん   大さじ2杯
  • 塩    4つまみ(親指、人差し指、中指の3本でつまむ)
  • 水 200㎖ *鍋の大きさにより変動します。

*かぼちゃは西洋カボチャをお勧めします。日本かぼちゃにはあまり合わないレシピだと思います。

カボチャの煮物の作り方

それでは祖母に教えてもらった『おばあちゃんのカボチャの煮物』の作り方を紹介していきたいと思います。

かぼちゃを切る

かぼちゃの4分の1個サイズです。

我が家は3人家族なので、このサイズを購入することが圧倒的に多いです。

かぼちゃはがとても硬いのでカットされたものの方が圧倒的に切りやすいです。

1/4にカットされたカボチャ

かぼちゃは種を取り除き、食べやすい大きさに切ります。

私はカボチャの口当たりを良くするためにを少し削るように剥いています。

しかしこれは息子が食べやすいようにと考えてのことで、息子が生まれる前にはしなかったことです。

にも栄養がありますし、の処理はお好みで構いません。

ただ、全部剥いてしまうと煮崩れやすくなってしまうので、多少は残した方がいいと思います。

切った後のカボチャ

鍋にかぼちゃと調味料を入れる

鍋に皮を下にしてかぼちゃを並べます。

多少重なっても構いませんが完全に2段になってしまうとこのレシピでは作りにくくなるので、カボチャが並びきれる鍋を使うのが作りやすいです。

水を入れる

鍋に水を入れます。

いつもは完全に目分量で作るのですが、今回はレシピにするために水の量を計り、上記に書きました。

しかし、それぞれの鍋やかぼちゃの大きさによって適正量は変わります。

下記の写真ぐらいの”ひたひた”より少し少な目になればいいです。

後でみりんを入れたときに”ひたひた”になるイメージです。

水を入れた後

調味料を入れる

砂糖、みりん、塩を入れます。

塩の量ですが大体、小さじ1/4ぐらいになるのですが、きっちり1/4を入れて作ると私は塩辛く感じてしましました。

その為、4つまみと書きました。

塩分はお好みがあるので、一度作って加減されてみることをお勧めします

調味料を入れた後

落し蓋をして煮る

落し蓋をして火にかけます。

中火にかけて煮立ってきたら弱火にします。

落し蓋をする

汁気がなくなってきたら火を止めます。

煮汁がなべ底に2mmぐらいになったタイミングで火を止めて少し置くと、下記のように汁気がなくなりました。

汁けがなくなったカボチャ

お皿に盛って完成です。

全部のせて盛りすぎかなと思いましたが、そのまま食卓に運びました💦

カボチャの煮物

あとがき

あまりにもシンプルで、紹介するほどの物でもないかなと思ったのですが、大好きだった祖母が亡くなってしまったのでレシピを残しておきたいと思いました。

私の子供の頃の思い出の中では祖母は一日の大半を炊事に充てていたように記憶しています。

シンプルな味付けの物が多かったですが、ご飯とお味噌汁と主菜に常に副菜は2種類以上で7人分の食事を作っていたので、今の私と比べると大変だったろうなと思います。

もう自分の記憶にしか残っていない、作ってもらうことのできない数々の料理があります。

かぼちゃの煮物は作り続けていたので、かろうじて自分が作ることができる祖母の味です。

これからは思い出の中の料理も、失敗を繰り返しながらになりそうですが作っていきたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました