【京菓子處　鼓月】レモンの形のかわいい和菓子、『檸檬饅頭 爽々』

以前、京菓子處 鼓月の摘み果 林檎（旧商品名：紅りんご）を食べてそのおいしさとビジュアルに驚かされました。

その後、林檎だけではなく、他の果物のお饅頭もあることを知りました。

今年に入り春目前という頃に、『檸檬饅頭 爽々』期間限定で発売が始まりました。

『檸檬饅頭 爽々』はパッと見ただけでレモンとわかる見た目です。

つやつやとしたコーティングも相まって可愛らしい印象を受けます。

甘酸っぱい味が大好きなので、きっとおいしいだろうと期待を込めて購入してみました。

『摘み果 林檎』（旧商品名：紅りんご）のレビュー記事はこちらから

京菓子處 鼓月

京菓子處 鼓月は1945年に京都で創業した京菓子屋さんです。

伝統を大事にしつつも新しいことに挑戦していくことを常に意識されていて、先日も看板商品である『千寿せんべい』がリニューアルされました。

季節のごとに様々なお菓子が揃えられているので、オンラインショップをのぞくのもとても楽しいです。

贈答用の商品が取り揃えられているので様々なシーンでも使い勝手が良さそうです。

和菓子の定期便など個人的に興味をそそられるものも多いです。

気になる方は是非一度、公式オンラインショップものぞかれてください。

檸檬饅頭 爽々

それでは『檸檬饅頭 爽々』について紹介していきます。

『檸檬饅頭 爽々』は京菓子處 鼓月の公式オンラインショップでは下記のように紹介されています。

しっとり、爽やかな風味に
ころっとしたフォルムも味わいも、
まるでもぎたての「檸檬」のような焼饅頭。

果実感あるレモン餡
白餡にシロップで長時間煮たレモンピールを合わせることで、
レモンそのものの味わいを再現したオリジナルのレモン餡。パサつかずしっとりジューシーな餡に仕上げました。

ミルク風味生地の洋風饅頭
生地を洋風のミルク風味にすることで酸っぱすぎないまろやかな調和を生み出しています。
和菓子を食べ慣れていない方でも美味しくお召し上がりいただけるおまんじゅうです。

お手土産や贈り物に喜ばれる爽やかでかわいい見た目
レモン形の饅頭に緑色のかぼちゃの種を乗せ、コーティングでつやを加えることで、可愛らしいレモンの見た目を再現しました。

引用元：京菓子處 鼓月 公式オンラインショップ

読めば読むほど興味をそそられます💦

また果物饅頭シリーズの中で唯一紹介動画もありました。

ばんじゅうの中にきれいに並べられているのを見ると何だかワクワクしました。

爽々のパッケージ

今回も前回の『摘み果 林檎』（旧商品名、紅りんご）同様、5個入りの箱を購入しました。

外箱はまさにレモン色で、線描きされたレモンの絵があしらわれています。

箱を開けると『檸檬饅頭 爽々』が5つ、縦向きに並んでいます。

YouTubeで確認しましたが、葉っぱのように見立てたかぼちゃの種は、手作業でつけているので向きがそれぞれ違います。

手作り感があって、なんだかうれしい気持ちになりました。

パッケージは前面がほとんど透明で、裏面が透明感がある黄色になっています。

前面も真ん中にある『檸檬饅頭 爽々』の右上は色が付いています。

檸檬饅頭 爽々の原材料

『檸檬饅頭 爽々』の原材料は下記の通りです。

素人考えで果物シリーズは餡はそれぞれ違っても焼きまんじゅうの生地は同じなのかなどと考えていたのですが、商品紹介でミルク風味と書かれていました。

ホエイパウダー、脱脂粉乳など『摘み果 林檎』（旧名：紅りんご）には入っていない物が入っているので、生地も異なることが分かりました。

ということは、まだ食べていない、葡萄やバナナも全くちがう工夫がされているのかなと、シリーズの他の商品に関する興味も湧いてきました。

今回紹介している『檸檬饅頭 爽々』はAmazon、楽天、ヤフーショッピングでも扱われています。

爽々を食べてみる

パッケージから取り出すと、つやつやでかわいらしい『檸檬饅頭 爽々』が姿を現しました。

レモンの形なので、レモンの香りがするのかと思いましたが、おもいっきりミルキーな香りがしました。

『檸檬饅頭 爽々』を包丁で切ってみました。

断面からは餡の中のレモンピールがはっきり見えました。

食べるのと同時にレモンピールを噛むことになるので、レモンの香りが一気に口の中に広がります。

レモンの皮の心地よい苦みも感じられます。レモン餡も甘酸っぱくてとても美味しいです。

あんことしてはそこまで甘くないと思うのですが、レモンの酸味と合わさることで甘く感じます。

そして甘酸っぱいことで口の中も、お饅頭を食べているのにジューシーに感じられます。

本来のレモンは甘いわけではないのですが、どうしてこの甘酸っぱさを味わいながら「レモンっておいしい！」と感じるのかなとふと考えてみました。

振り返ると確か小学生ぐらいだったと思うのですがサントリーのその名も『はちみつレモン』という清涼飲料水が大人気でした。

とても人気で、ハチミツレモン味のゼリーやアイスなど、当時は関連商品もどんどん増えていた気がします。

調べると販売終了になったものの現在は復活して販売しているようで、懐かしさがこみあげました。

私もとても好きだったのを覚えていますし、中学になれば運動部のマネージャーをしている友人が大量のレモンの砂糖漬けを作っていたりもしていました。

そういったものから甘酸っぱいレモン味に惹かれるようになっていった気がします。

長くなってしまいましたが、『檸檬饅頭 爽々』はお饅頭なので緑茶とも合います。そしてレモンの美味しさ、爽やかさを感じられるお菓子です。

ちなみにお饅頭の上部にかかっているツルツルとしたコーティングの部分も甘酸っぱい味になっていました。

またお饅頭の上部にあしらわれたかぼちゃの種の食感もいいので、たった一口でも様々な味、香り、食感を味わうことができました。

まとめ

京菓子處 鼓月の『檸檬饅頭 爽々』はかわいらしいレモンの形をしたお饅頭というだけでなく、味、食感、香りも素晴らしいお菓子でした。

日本茶だけでなく、大好きな紅茶とも合わせて食べてみたところ、私がたまに焼く、レモンドリズルケーキを思い出しました。

私のレシピは油分、乳脂肪分が消化しにくい体質の為、バターを加えていません。

また卵も入れず、水分として牛乳を加え、焼きあがったらほとんどレのようなレモンシロップを染み込ませて、甘いレモンアイシングをかけて作るので、ほんのりとミルク風味の香りから始まって、甘酸っぱいレモンの風味が口に広がる『檸檬饅頭 爽々』とミルクティーとの組み合わせは、少し共通点を思い出させました。

『檸檬饅頭 爽々』は通年販売していない期間限定販売の商品なので、販売期間中に限ってですが、

レモンの甘酸っぱさを最大限にケーキを焼かないで、『檸檬饅頭 爽々』を買った方がいいかもと思ってしまいました。

京菓子處 鼓月の『檸檬饅頭 爽々』は公式オンラインショップの果実饅頭の販売ページでは販売期間は春季・夏季と表示されています。

商品ページでは現在の販売期間は5月31日までとなっています。

ただ販売期間が冬季・春季となっている『摘み果 林檎』も同じ5月31日となっています。

『檸檬饅頭 爽々』と『摘み果 林檎』が一緒に詰め合わされた商品も多いので期間が統一されているかもしれません。

もしかすると『檸檬饅頭 爽々』の販売期間は延長されるかもしれませんが、いずれにせよ期間限定販売商品なので購入のタイミングは気にしたいと思います。

鼓月の果実饅頭シリーズ『摘み果 林檎』（旧名：紅りんご）のレビュー記事も以前書きました。