クスミティーの紅茶はずっと前から興味はあったのですが、なかなか購入する機会がありませんでした。
先日やっと購入することができたので、クスミティーのイングリッシュブレックファストについて紹介していきたいと思います。
クスミティー
昔、短い間ですがシェアハウスに住んでいたことがあるのですが、その時隣の部屋に住んでいた方が、偶然ロンドンに住んでいたということを聞いていろいろお話をさせてもらいました。
私がセントラルロンドンでアルバイトをしていたお店のオーナーのことを知っている人と、まさかお隣になるなんてことがあるのかと、たいへん驚きました。
シェアハウスにはキッチンにそれぞれの食材を置いておける棚があったのですが、彼女の棚におしゃれな缶が置いてありました。
その缶こそクスミティーの25gの缶でした。
フランスの有名なブランドのものであることもそのときに教えてもらいました。
高級な茶葉全般、特にイギリス以外はよく知らなくて世界にはいろいろな紅茶ブランドがあるんだなと思いました。
今回、クスミティーを初めて購入したのですが想像以上に缶がかわいかったです。
ロゴのデザインも素敵なのですが、個人的には蓋のかわいさにやられました。
お花のエンボス加工がかわいすぎます。
クスミティーの歴史
創業者パヴェル・ミハイロビッチ・クスミチョフがロシアのサンクトペテルブルグに1867年に開業し、後にロシア皇帝に愛されるお茶を作ります。
1907年、パヴェルの長男は英国ロンドンに渡り、ビジネスを成功させ、お店を開店します。
その後ロシア革命の混乱から逃げるためにパリに拠点を移します。
そして1917年にクスミティーというメゾンが誕生しました。
世界大戦の間にビジネスが大きくなり、世界の各都市にオフィスを構えます。
第二次大戦後の厳しい時代も一族はファミリービジネスを続けましたが、2003年にシルヴァン・オレビとクロード・オレビにメゾンが引き継がれました。
その後はクスミティーをさらに有名にしたウェルネスブランドが発売され、2012年にはパリのシャンゼリゼ通りに旗艦店も開店しました。
2017年には創業150周年を迎えています。
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イングリッシュブレックファスト
イギリス人はあくまで私の体感ですが98%ぐらいが紅茶をミルクティーで飲みます。
これも「牛乳を入れなくても飲めるのよ。」と説明してくれたことを参考にしているのですが、実際この目でストレートティーを飲んでいる人をイギリスで見たことがありません。
そのくらい、『TEA』=『MILK TEA 』が成り立っています。
ミルクティーは牛乳を入れるので、もちろんですが味も香りもストレートで飲むよりも強さでいえば弱くなってしまいます。
それでも味と香りがするようにするにはとても濃い紅茶が必要です。
そんな紅茶にぴったりなのが『イングリッシュブレックファストブレンド』になります。
ではクスミティーのイングリッシュブレックファストはどんな紅茶なんでしょうか?
公式ホームページには下記のように紹介されています。
『セイロンとのアッサムのパンチが効いた、英国風ブレンド』
イギリスの伝統的な味わいが愉しめる香り高いブラックティー。
リッチで力強い味わいのセイロンティーと、まろやかで深みのあるテイストが特徴のアッサムティーをブレンドしました。タンニンが強めなので、ミルクを淹れると濃厚な味わいがより引き立ちます。
引用元:KUSMI TEA公式ホームページ
なかなか紅茶の紹介で『パンチ』という単語を聞いたことが無いので期待できますね。
そう、本当にパンチが必要なんですよ!!
クスミティーのイングリッシュブレックファストの茶葉
缶の側面には茶葉のブレンド比率が記載されています。
セイロンが75%、アッサムが25%でブレンドされています。
全体に黒っぽいですが、所々、若干茶色い茶葉が混ざっています。
香りはちょっとびっくりしたんですが、甘くほのかにベリー系のような香りがしました。
もちろん、フレーバーティーのストロベリーやブラックカラントのような強い香りというわけではないのですが、紅茶の香りの独特の植物感が少ない感じで優しい甘い匂いが印象的でした。
私が知っている他のブランドのイングリッシュブレックファストとは香りの系統が違うように感じられました。
クスミティーの茶葉はAmazonやヤフーショッピングでも購入できます。
これらのサイトでよくお買物される方はいつものお買い物と一緒に購入できていいですよね。
クスミティーの公式オンラインショップでKUSMI KLUB(クスミクラブ)に入会するとポイントを貯めてクーポンにやティーアクセサリーなどの商品に交換したり、大変お得なセールなどへの招待がもらえたりします。
新規登録や、SNSへのフォローでさらにポイントがもらえたりもするので気になる方は確認してみてください!
クスミティーのイングリッシュブレックファストを入れる
それでは実際に紅茶を淹れていきたいと思います。
予め、温めておいたポットにティースプーン2杯の茶葉を入れます。
汲み立ての水を沸かします。
完全に沸騰してからポットに注ぎます。
お茶のレビューでは150㎖のお湯を使用します。(今後変更するかもしれません。)
缶には3分から4分の抽出と書かれていたので、蓋をして4分蒸らします。
紅茶を注ぎ始めると先程の茶葉の香りがより一層強くなり、漂ってきます。
水色は綺麗な色です。
リーフティーだからか想像していたよりは色は薄めでしたが、セイロン茶が多いからか黄味がかった赤色です。
一応、確認の為そのまま一口飲みました。
香りはいいのですが、直ぐにタンニンのパンチが来ました。
相当な渋さです。
直ぐにティースプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳30㎖を加えます。
お湯の量と同じく、砂糖と牛乳の量はレビューの際は同じ量にしています。
牛乳を入れた水色は濃いめです。
先程の渋さがまだ口に残る中、一口飲みます。
渋みは影を潜め、まろやかで飲みやすくはありますが、しっかりと紅茶の味が感じられるミルクティーになりました。
最初からこの状態を考えて作られているんだと思います。
そうとしか考えられません。
もし、このイングリッシュブレックファストをストレートで飲むなら茶葉を減らして、抽出時間も3分でいいと思います。
でもやはり、私はミルクティーで飲むことを強くお勧めします!!
まとめ
今回初めてクスミティーの茶葉を購入しました。
実際に紅茶をを入れる前に、まず缶のかわいさに心奪われました。
飲みきったら何を入れようか思案中です。
思ったより甘く優しい香りでしたが、味はしっかりしています。
香りとのギャップで、味が薄いような気がしましたが何回か飲むと香りと味がシンクロしてきました。
高級品なので、毎日飲むとなると私には難しいかもしれませんが、自分へのご褒美として缶を集めるべく、購入するのはありかなと思いました。
しかし缶入りを購入するより前に、他のフレーバーにも興味が湧いてしまったので、公式ショップで12種類のお茶が楽しめる『エッセンシャル』を購入することにしました。
早く届くといいなと、商品到着を首を長くして待っています💦
追記
その後、エッセンシャルが届いてレビュー記事を書きました。
気になる方はこちらから
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