2020年9月20日、21日に家族3人で箱根に1泊2日で旅行しました。
何度か訪れたことがある箱根ですが、子供と一緒は初めてでした。
旅行1日目は星の王子さまミュージアムで謎解きを、ホテルおかだでは温泉を満喫しました。
1日の流れの紹介のあとに、実際に掛かった費用についても公開します。
箱根家族旅行 1日目
それでは旅行1日目の実際の流れについて説明していきます!
小田急ロマンスカーで箱根湯本へ
小田急ロマンスカーに乗るため、久々に新宿にやってきました。
電車はそこそこの人出でしたが南口から外を見る限りでは人が少なかったように思います。
小田急新宿駅
小田急新宿駅のロマンスカー乗り場にある『ロマンスカーカフェ』を背にすると、ロマンスカーが入線してくる姿を見ることができます。
ちなみに『ロマンスカーカフェ』はこんな感じです。
小田急ロマンスカーの伝統色のバーミリオンオレンジをベースにしたオレンジ色で目を引く外観です。
オリジナルのブレンドコーヒーやジュース類、スープもありますが、ベーカリーもあるのでパンもいただけます。
時間によって朝ごはんに利用するのもいいかもしれません。
カフェの近くにセブンイレブンもありますし、ホームの中ほどには駅弁の買えるセブンイレブンもあります。
私たちは新宿10:00発、箱根湯本11:13着のスーバーはこね7号に乗車しました。
小田急ロマンスカーGSEに乗車
ロマンスカーは当たり前ですが小田急線の路線を通ります。
以前、10年近く小田急線沿いに住んでいたので、住宅街を眺めていると、ふとロマンスカーに乗っていることを忘れてしまいそうになりました。
駅弁を食べた後に、息子が喉が渇いたというので車内販売でコーラを頼みました。
アスカとロマンスカーGSEのコラボコースターが付いてきました。
小田原駅を過ぎると、小田原城が見えました。
箱根には何度も行っているのに、小田原には立ち寄ったことが無いことに気付きました。
海鮮、かまぼこ、小田原おでん。食べたいものだけは続々浮かんできます。
ここまでくると、箱根に来たなと感じます。
変わる車窓からの景色を眺めたり、お弁当を食べたりしているとあっという間でした。
まもなく箱根湯本駅です。
小田急ロマンスカーGSEについては別記事で詳しくまとめています。
箱根湯本駅
箱根湯本駅に着き、改札を抜けると『箱根の市』があります。
こちらは箱根の銘菓はもちろん、名物や名産品、駅弁や様々なグッズなど何でも揃うと言っても過言ではないようなお土産屋さんです。
お土産屋さん好きの息子が立ち寄ろうとするのを、阻止するのが大変でした。
「必ず明日、帰る前に寄るから。」と説得しました。
改札外のスペースにはこんなものもありました。
登山鉄道のグッズですが、登山電車の模型の他に、あぶらとり紙などもあるようです。
また『箱根カフェ』というパンやデリも楽しむことができるカフェもありました。
私はこちらに後ろ髪を引かれました。
箱根登山バスで『星の王子さまミュージアム』へ
箱根登山バスに乗る
今回、旅行初日が雨になりそうだと分かっていたので雨でも楽しめるところに行きたいと考えていました。
思い返すと今まで箱根に雨の日に訪れたことはなかったので、行ったことのないところに行こうと考えました。
そこで、気になっていても行けなかった『星の王子さまミュージアム』に行くことを計画しました。
ミュージアムへは箱根登山バスの「桃源台行き」に乗らないといけないのでバス乗り場に向かいました。
バス乗り場まで行くのに連絡橋を渡りましたが、箱根湯本の景色が見えてテンションが上がってきました。
バス停に着くと丁度、「桃源台行き」のバスが来るところだったのですが、すでに長蛇の列ができていました。
案の定、席はいっぱいになり立ってしか乗ることができなくなってしまい、乗車時間と箱根の山道の状況を鑑み、一本後のバスに乗ることにしました。
12時のバスに乗り、列の先頭にいたため、好きな席に座ることができました。
でも、もしバス停の場所を先に調べておいて、箱根湯本の駅でふらふらしていなければ早い時間のバスに座って乗れたのではと、今となっては軽く後悔しています。
この時は何も考えてはいませんでしたが…。
登山バスに30分ほど揺られ、「川向・星の王子さまミュージアム」というバス停を降りるとすぐに『星の王子さまミュージアム』がありました。
星の王子さまミュージアム
メインゲートを抜けるとB612の広場があり、王子が住んでいた惑星B612に立つ王子のお出迎えを受けます。
入り口に立っている時点でお庭の花がとてもきれいで、園内への期待が膨らみました。
入館前に息子がトイレに行きたいというので、お借りしたりしていてバタバタし、入館するころには13時を回っていました。
こちらは『王さま通り』という場所ですが、基本的にミュージアム内の建物はフランス風にされていて、見どころが多いです。
またサン=テグジュペリの生涯を紹介する展示ホールと映像ホールもとても興味をそそられるものでよかったです。
ますます『星の王子さま』が好きになりました。
今回の来園で私たち家族が一番楽しんだのはこちらの謎解きプログラムでした。
1キット1200円で入園チケットと一緒に購入することができました。
今回、来園するにあたり、物語を知らない息子のために一緒にYouTubeで読み聞かせ動画を見ました。
しかし、本を読んだことのない夫には何も読んだり見たりしてもらうことができず、楽しくすごせるかなと少し心配に思っていましたが、こちらの謎解きで解決しました。
三人で熱中してとても楽しかったです。
スタッフの方には1時間から1時間半ぐらいで解けると聞いていたのですが、2時間かかっても解けませんでした。
最終的に無理だなと諦め、スタッフの方に皆さん解けるのかと確認したら
「ヒントは利用されましたか?。」
「え!?」
「こちらにQRコードがございまして…、」と冊子を指さされました。
完全に見落としていました。
私も主人も全く気付かず、ただひたすらに自分たちで仮説を立てたりしていて結局答えにはたどり着けませんでした…💦
そして本当はこちらのレストランでお茶をするのを楽しみにしていたのですが、皆様同じ考えのようで待たないと入れない状態で泣く泣く諦めました。
ホテルに18時までに行きたかったので、箱根周辺の道の込み具合を考えるとあきらめざるを得なく、完全に計画ミスでした。
こちらに着いてすぐに行けばよかったなと今更ながら思っています。
次回来ることができたらぜひレストランを利用したいと思います。
そして謎解きの続きもしなければなりません!!
こちらも別記事で詳しくまとめております。
バスと登山電車で箱根湯本に戻る
バスで箱根湯本に戻るはずが…
『星の王子さまミュージアム』の門を出て、道を渡ったところにバス停があり、並びました。
並ぶ間にも何人かバスを利用する方がやってきました。
バスに乗り、座ることもできたのですが、バスが停留所に着くたびにお客さんが乗ってきて、だんだん混雑してきました。
それに加え、車の交通量も増えてきたようで、バスがバス停でなくても停まってしまうことが増えてきました。
すると運転手さんから、今日は道も混んでしまっているので、急いでいる方は途中の宮ノ下か大平台で登山電車に乗り換えた方がいいと思いますと案内がありました。
わざわざ案内されたのだからと、私たちは宮ノ下でバスを降り箱根登山電車を利用することにしました。
バスを降りて駅の案内の方に進むと急な階段があり、登りきると時刻表がありました。
時刻表を見た時間が16時20分だったので、この時点で20分近く次の電車まで時間がありました。
時刻表を確認後、駅方向に向かいますが目の前には坂が!
♪箱根の山は天下の険というメロディーと共に音楽の教科書の滝廉太郎さんの涼しそうなお顔が浮かびます。
温泉、温泉と浮かれてこの地へやってきましたが、箱根は厳しい山なんだと思い出しました。
坂の途中にはテレビなどでも紹介されていた足湯に入りながらくつろげるカフェ『NARAYA CAFE』がありました。
もう羨ましくてしょうがありませんでしたが、駅に向かいました。
宮ノ下駅は少し古めかしい佇まいでした。
雰囲気があって、また機会があれば箱根登山電車を途中下車して観光するのも楽しいんだろうなと思いました。
最初は人がまばらなホームだったのですが、こちらでも電車を待つ間に人がどんどん増えていきました。
ようやく登山電車がやってきましたが、ある程度混んだ状態の電車に乗り込むことになりました。
コロナ騒動の後、都内でも中々ない混雑具合でした。
しかも息子が眠くなってしまい、主人が抱っこすることになりました。
もう1年生なのですが、睡魔には勝てなかったようです。
登山電車はスピードは速くはなく、数駅と言っても25分ぐらい掛かってしまうので、箱根湯本に着くころには夫は疲れた様子でした。
その後、夫と話したのはあのままバスに乗っていたらどのぐらいで、箱根湯本に着いたんだろうということでした。
バスは座っていられたので乗り換えてから50分ぐらいは経っていたことを考えると、この選択が正しかったのかは謎です。
箱根湯本に到着
箱根湯本に着いてから、コンビニ行っておやつを買いました。
私はおやつを夜に食べることはないのですが、お酒を飲まない主人は基本的にどこかに旅行すると必ずお菓子や、炭酸飲料、場合により軽食を買います。
今回は駅弁を食べたのが10時半ぐらいで、その後なにも食べていなかったのでお腹も少し空いていました。
コンビニを出ると17時30分ぐらいで、少し薄暗くなっていていました。
私も少しお腹が空いていたのでコンビニではなく何か駅前で買おうかなとも持ったのですが、思っていた以上にお店の閉まる時間が早く、買うことができませんでした。
箱根湯本での食べ歩きなどを希望するならは時間に気を付けた方がよさそうです。
ホテルおかだに宿泊
箱根温泉郷巡回バスに乗る
宿までは箱根温泉郷巡回バスを利用ました。
A、B、Cの3コースあり、片道100円(小学生以下無料)で利用することができます。
箱根湯本駅に停まってる、登山列車や小田急ロマンスカーを見ながらバスを待ちます。
この時確かめると、私たちが乗る次のバスが終バスでした。
やはりスケジュールがギリギリだということが分かって、ミュージアムの滞在を切り上げて後悔が残るなという気持ちが少し和らぎました。
ホテルおかだに宿泊。温泉三昧。
ホテルおかだに到着し、客室でお茶を飲み、お茶菓子の『おかだ餅』を頂いて一息つきます。
その後はすぐに温泉に向かいました。
ホテルおかだの大浴場はとても広くかなりリラックスすることができました。
露天風呂で夜空を見上げるのも本当に気持ちがよかったです。
夕食後には宿泊者が無料で利用できる日帰り温泉施設『湯の里おかだ』にも行きました。
『湯の里おかだ』には6種類のお風呂があり、欲張りに楽しむことができました。
『湯の里おかだ』はホテルおかだの大浴場のある8階からエスカレーターで登り、いったん外に出ます。
そこから2、3分歩いたところにありました。
今回宿泊先に『ホテルおかだ』を選んだのはずっと温泉に入っていなかったので折角ならたくさんのお風呂に入りたいと思ったのが理由でした。
念願がかなえられ満足な旅行1日目となりました。
箱根温泉郷巡回バスとホテルおかだについては下記の記事にまとめています。
旅行にかかった費用
次にこの旅行の1日目に関わる費用について紹介していきます。
1日目にかかった費用
次に3人で1日目に使った金額
- お弁当代(てまり弁当、しらす弁当、チキン弁当) 2,687円
- 車内販売(コーラ) 310円
- 入園券(箱根フリーパス割引大人1450円✕2、箱根フリーパス割引子供600円✕1)3,500円
- 謎解きキット 1,200円
- お土産(ぬいぐるみ、本) 2,970円
- コンビニ買い出し(飲み物、お菓子、軽食) 961円
- 箱根温泉郷巡回バス代(大人100円✕2) 200円
以上の合計は11,828円でした。
ちなみに星の王子さまミュージアムでの会計はアメックスカードの30%キャッシュバックキャンペーンの対象ショップだったので、後日30%分の料金がキャッシュバックされました。
新宿からの交通費、宿泊費と箱根フリーパスの料金
今回の旅行は『小田急トラベル』で手配しました。
旅行代金合計は68,160円で、その内訳は下記の通りです。
- 基本料金(大人22,600円✕2) 45,200円
- 基本代金(子供15,060円✕1) 15,060円
- オプション【箱根フリーパス2日券】(大人3700円✕2) 7,400円
- オプション【箱根フリーパス2日券】(子供500円✕1) 500円
上記の基本料金には1泊2食付きの宿泊料金と新宿から箱根湯本間の往復の小田急ロマンスカーの運賃が含まれています。
2日目はこちらです。
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