ホットケーキミックスで作る、レモンドリズルケーキ。バター無しで軽めの仕上がり!

おやつ
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今回はレモンドリズルケーキをホットケーキミックスを利用して作りました。

バター無しとタイトルに入れましたが、卵も使わずに作りました。

本来はパウンドケーキ(バターと砂糖と小麦粉が同量の配分)のようなケーキが主体の物ですが、大分カロリーも抑えられているレシピになったと思います。

レモンの酸味とアイシングの甘さで、甘酸っぱさが感じられる初夏にもピッタリなケーキです

レモンドリズルケーキ(Lemon Drizzle cake)とは?

レモンドリズルケーキはイギリスの伝統的なケーキのひとつで、イギリスのカフェなどで見かけることもありました。

イギリスのケーキはキャロットケーキなどもそうですが、土台のケーキの上にクリームが塗られたり、アイシングがかかったものが好まれている印象があります。

Drizzle(ドリズル)』というのは霧雨が降るという意味があります。調理に使う時には垂らすという意味として使われることもあるようです。

バターたっぷりのパウンドケーキにレモンシロップをかけて湿らせて、更にアイシングがかかっているものが一般的かなと思います。

ただ私はバターが大量に使われたお菓子が体質的に食べられないので、ロンドンにいたときもほとんど食べたことがありません。

でもイギリスのお菓子はバターの油脂分に勝てる甘さの砂糖が入っている場合が多く、食べても不思議と胸焼けしない現象が起こるので、もっと色々食べておけば良かったなかと思っています💦

とはいいつつも、バターが大量のケーキは食べられないので、バターと卵も使わず、更に手軽に作るためにホットケーキミックスを使って作ってみました。

家で家族と食べるお菓子なので、できるだけ簡単に作りたいのが本音です

イギリスの伝統的なケーキと紹介しましたが、『ウィークエンドシトロン』や『ケークシトロン』と呼ばれているフランスの伝統ケーキと非常に似ています。

同じものなんのではないかという思いはあるのですが、諸説ありよく分かりません。

ケークシトロンはともかく、ウィークエンドって英語ですし、絶対フランス人に聞いても知らないと言われそうです。

私がイギリスのケーキだと思っているキャロットケーキも、色々な国で食べられているようですが、みんな自分の国のケーキだと思っている気がします。

様々なレモンドリズルケーキとケークシトロンのレシピをのぞいてみましたが、ケークシトロンの方が洋菓子店で売られているようなケーキの本格的な作り方レシピが多かったです。

本格的な製法のケーキは作れませんし、私が作るケーキはレモンドリズルケーキだなと妙に納得してしまいました💦

レモンドリズルケーキを作る

それではレモンドリズルケーキの材料と、作り方について説明していきます。

レモンドリズルケーキの材料(17×8×H6cmのパウンド型一台分)

レモンドリズルケーキの材料は下記の通りです。

レモンドリズルケーキの材料
グラニュー糖と水は少量の為、写していません。

  • ホットケーキミックス  150g
  • てんさい糖       50g(砂糖はお好みのもので構いません。)
  • 牛乳          160㎖
  • 植物油         大さじ1と1/2
  • レモン         1個(皮を使いますので、できれば国産の物がいいです。)※
  • グラニュー糖      小さじ1
  • 粉糖          50g
  • 水           小さじ1と1/2

※レモンは皮部分、果汁共に使用します。果汁のうち小さじ1はアイシングに使用します。

卵を使っていないので、牛乳を豆乳に代えていただければヴィーガンメニューになります。

レモン果汁にグラニュー糖を焼いたケーキに染み込ませる工程がありますが、酸っぱいのが好きな方はレモン果汁のまま使用し、グラニュー糖(色がついても良ければてんさい糖やキビ砂糖でも可。)を加えなくても構いません。

レモン果汁のみの方が工程が減り、更に楽なのですが、以前子供が酸っぱがったことがあり、子供と一緒に食べることが分かっている時にはグラニュー糖を加えています。

もちろん、更にグラニュー糖の量を増やしていただいても構いません💦

私のレシピのケーキ本体はだいぶ砂糖は控えているので、ケーキの甘さが足りなさすぎると思う方は砂糖の量も調節していただければなと思います。

そして今回のお菓子作りではcottaで購入した太白胡麻油と、パウンドケーキ型を使用したので紹介させていただきます。

製菓用 太白胡麻油

今回使用した植物油はこちらです。

cottaの製菓用太白胡麻油

以前から興味があった太白胡麻油は大好きなcottaで購入したものです。

私が購入したのは700gの物ですが、200g1650gの3種類があります。

もともと、お得な価格だと思うのですが、たまにsale価格になっています。

太白胡麻油は胡麻油ですが、無味無臭なのでお菓子作りにはとても使いやすい油です。

ノンコレストロールで抗酸化物質のゴマグリナンを豊富に含んでいる酸化しにくいオイルで、ビタミンEも含まれています。

他の植物油よりサラッとしていて、作ったお菓子の口当たりも軽くていいと感じました。

バターや他のオイル表記のレシピに代替し、お菓子作りを楽しんでいます。

cottaの製菓用太白胡麻油はこちら!

テフロンセレクト スリムパウンド型(小)

そしてパウンドケーキ型はこちらです。

パウンドケーキ型(小)

この型も大好きなcottaで購入しました。

普通のパウンド型に比べ幅がスリムなので、スッキリとした形のケーキを焼くことができます

フッ素加工がされていて、紙を敷かなくてもケーキが取り出しやすいです。

もちろん紙を敷けば更に簡単に取り出せますが、今回作るレモンドリズルケーキはレモン汁をケーキに染み込ませる工程があるので、紙を敷かないで取り出しやすいというのは本当に助かります。

丸い型のケーキらしいフォルムもいいですが、切り分けても場所を取りがちです。

その点、パウンド型のケーキはは切れば切るほど小さくなるのでありがたいです。

cottaには製菓材料だけでなく、お菓子作りの道具も揃っているのでとても便利です。

時々セールが行われているのもうれしいポイントです。

cottaのテフロンセレクト スリムパウンド型(小)はこちら!

レモンドリズルケーキの作り方

ケーキ本体を作る

まず最初にレモンの皮をおろしていきます。

おろした皮、本体も後で使うので取っておいてください

レモンの皮を擦り下ろす。

ホットケーキミックスはダマを無くしたり、軽く空気を含ませるつもりで混ぜておきます。

ホットケーキミックスをかき混ぜる。

違うボウルにてんさい糖を入れます。

泡立て器は先程ホットケーキを混ぜたものをそのまま使っていただいて大丈夫です。

てんさい糖を混ぜる。

更に牛乳を加えます。

牛乳を加える。

よく混ぜ、てんさい糖を溶かし切ります。

てんさい糖と牛乳をよく混ぜる。

更にすりおろしたレモンの皮、植物油を加えます。

レモンの皮とオイルを加ええる。

油分と水分が混ざり合うように、よく混ぜていきます。

よく混ぜる。

我が家はガスオーブンで予熱が速くできるので、ここでオーブンを170℃に予熱し始めます。

お使いのオーブンの予熱に時間がかかるようでしたら、液体を混ぜる前に温め始めても問題ありません

ホットケーキミックスに混ぜた液体を全部入れます。

ホットケーキミックスに先程混ぜた液体を入れる。

粉っぽさがボウルの底に感じられなくなるまで混ぜます。

粉っぽさが無くなるまで混ぜる。

生地をパウンド型にそのまま流し込みます。

170℃に予熱ができたオーブンに入れ、35分焼きます。

それぞれのオーブンにクセがあると思いますので、焼き足りない場合は少しずつ時間を足して焼いてください。

焼いている間に最初に皮をおろしたレモンの果汁を絞ります。

このうち小さじ1杯分は後でアイシングを作るのに使うので別に取っておいてください。

レモン果汁にグラニュー糖を入れて混ぜ、レモンシロップを作ります。

ケーキを焼いているうちにレモンを絞る。

ケーキが焼きあがったら、等間隔に竹串を刺して穴を開けていきます。

そしてケーキが温かい内にレモンシロップを染み込ませます。

私は刷毛で塗っていますが、無い場合は少しずつスプーンなどでかけていっても大丈夫です。

型から外して行ってもいいのですが、レモン果汁を無駄にしたくなくて、いつもこのままの状態でかけています。

竹串で刺し、ランダムに穴置開けていく。

ケーキを型から取り出して冷まします。

かわいいケーキクーラーが我が家にはないので揚げ物と同じような扱いです🤣

冷めてからアイシングをかけるので、このようにバットにセットしたりお皿などを下に敷いていただけるといいと思います。

ケーキが温かい状態でアイシングをかけると透明感がですぎたり、溶けてしまったりするので、完全に冷ましてください

レモン汁がしみ込んだら方から外して冷ます。

アイシングを作り、かける

粉糖を用意します。

粉糖

取り分けておいたレモン汁と、水小さじ1と1/2を加えていくのですが、粉糖の湿気の含み具合で固さが変わるかもしれないので、水はちょっと少なめから加えていき、様子を見た方がいいかと思います。

ちょっと固めかなと思うぐらいで良いと思います。

私は一度緩くし過ぎて、想像よりアイシングが落ちてしまったことがありました💦

水を加えてアイシングにする。

スプーンなどでケーキの山の部分から少しずつアイシングをかけていきます。

ケーキの形状によりアイシングの流れ落ちる向きや量が変わってくると思うので、バランスを見ながらかけていってください。

完全に冷めきったケーキにアイシングをかける。

そのまま少し置いて、アイシングが固まればできあがりです。

切り分けて、お好きな飲み物と一緒にどうぞ。

アイシングが固まったらできあがり。

まとめ

イギリスの伝統的なケーキ、レモンドリズルケーキは本来なら体質に合わず私には重くて食べられません。

しかし紅茶好きでもあるので、ケーキと紅茶を一緒に食べたいという想いもあります。

そうなると自分で作るしかないので食べてみたいケーキを食べられそうな食材で作ってみるという行動に繋がっています。

というわけで今回はバター無し、卵無し、そしてホットケーキミックスを使ってレモンドリズルケーキを作ってみました。

元々レモンが好きなので甘酸っぱいケーキは美味しく食べられました。

ちなみに家族の意見ですが、夫は初めて食べたときはただの甘いケーキだと思っていたようで、酸っぱさがあることに一口目は戸惑っていましたが、その後は美味しく食べてくれました。

そして息子ですが、レモン果汁のみを使っていた時は酸っぱいと言っていましたが、グラニュー糖を加えてからは美味しいと言って食べていました💦

レモンの爽やかさも感じられるレモンドリズルケーキ、よかったら作ってみてください。

切り分けて食べる。

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