【MINTON】5種類の味が楽しめる和紅茶バラエティーパックを飲んでみた。

紅茶
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以前から和紅茶が気になっていながらも、なかなか購入する機会がありませんでしたが、スーパーで5種類の紅茶が楽しめる『ミントン和紅茶バラエティーパック』を見つけました。

これなら気軽に、しかもいろいろなフレーバーを試すことができるのではと思い購入してみました。

パッケージやそれぞれのフレーバーについてレビューしていきます。

ミントン和紅茶バラエティバックの和紅茶と種類

ミントン紅茶シリーズは1996年に共栄製茶株式会社より販売されました。

そしてミントン和紅茶は2016年より販売が始まりました。

共栄製茶株式会社のミントン和紅茶の公式ホームページでは和紅茶は下記のように紹介されています。

日本茶と同じ茶葉を使用して作られる紅茶「和紅茶」。

甘くやわらかな香りで、旨みが強く渋みが少ないのが特徴です。

和食や和菓子などにもあわせやすい繊細な味わいは

日本人の暮らしと感性にそっと寄り添います。

引用元:共栄製茶株式会社公式ホームページ

ホームページでは続けて和紅茶の歴史などについても書かれていました。

イギリスの紅茶文化が好きで、今まであまり飲む機会がなかったのですが、明治時代より製造がされていたのは知りませんでした。

ミントン和紅茶バラエティーパック』には5種類の和紅茶が2袋ずつ、計10袋のティーバックが個包装で入っています。

パッと見ただけでも惹かれるパッケージデザインで、紅茶を淹れる前からテンションが上がります。

ミントン和紅茶バラエティーパック』の箱に入っている5種類は以下の通りです。

  • 京(みやこ)
  • 柚子
  • 生姜チャイ
  • 白桃(はくとう)

バラエティーに富んでいて、飲むのが楽しみです。

ミントン和紅茶、5種類のティーバッグ
上段左から、京、苺、下段左から柚子、生姜チャイ、白桃

元々は京、苺、柚子に加え、アールグレイと栗というフレーバーも販売されていたようです。

私が今回購入した『ミントン和紅茶バラエティーパック』は、3箱セットですがアマゾンなどでも購入することができます。

続いて、それぞれの紅茶についての説明と、実際に紅茶を淹れて飲んでみたいと思います。

京(みやこ)

京はなによりパッケージの色、配色に目を奪われました。

日本の伝統色である「瑠璃色(瑠璃色)」が使用されています。

京のパッケージの表裏

京はパッケージの裏面と加工・販売元である共栄製茶株式会社のホームページにて以下のように紹介されています。

ノンフレーバーのストレートティーです。京都産の茶葉のみを使用した、和紅茶ならではの爽やかな香り、京都らしいはんなりとした上品な味わいに仕上げています。普段の食事にもどうぞ。

引用元:共栄製茶株式会社公式ホームページ

京以外はフレーバイティーなので、こちらが一番和紅茶そのものを楽しめそうな気がします。

京(みやこ)を入れてみる

京のパッケージ

ティーバッグは三角ティーバッグになっています。

落ち着いた、少し甘い香りがします。

嗅ぎ続けると、少しスーッとした爽快感も感じました。

京のティーバック

箱には熱湯150㎖で150~180秒/sec.と表記があるので、今回は5種類すべて同じ条件で紅茶を淹れていきます。

温めたポットに沸かしたてのお湯150㎖とティーバックを入れて3分待ちます。

ポットで京を淹れる。

オレンジがかった赤色の綺麗な水色です。

香りは甘く穏やかです。

口に含んでみると、舌に軽く渋みを感じるような気もするのですが、飲んでみると渋さをそれほど感じないので、するする飲むことができます。

私は胃があまり強くないので、ストレートで飲める紅茶は稀なのですが、こちらは絶対大丈夫な気がします。

京の水色

とは言いつつも、やはり通常ミルクティーを好んで飲んでいるので、試さないわけにはいきません💦

20㎖の冷たい牛乳を加えます。

飲めるのですが、紅茶の味が何だかひっそりとしてしまい、ストレートの方が美味しいと感じました。

牛乳が好きというわけではなく、お茶を飲みやすくするためにミルクティーにして紅茶を飲んでいるのに、飲みにくくなってしまう感覚は不思議です。

次回は絶対にストレートで飲みたいと思います。

京のミルクティーの水色

苺は可愛らしいピンクに真ん中に帯がかかったように更に濃いピングが配色され、そのまま背面も同じ色になっています。

この濃いピンクは日本の伝統色である「唐紅花(からくれない)」という色だそうです。

苺のパッケージの表裏

苺はパッケージ裏面と共栄製茶株式会社の公式ホームページにて下記のように紹介されています。

苺の甘いアロマにやや発酵の浅い静岡県産茶葉を使用し、苦味、渋味の少ないスッキリとした後味に仕上げました。甘い香りはスイーツとも好相性です。

引用元:共栄製茶株式会社公式ホームページ

発酵が浅いということは紅茶であっても雰囲気が違うのか気になります。

苺を入れてみる

苺のパッケージの表

ティーバッグの香りは苺というより、イチゴ味のガムのような香りに感じました。

苺のティーバッグ

温めたポットに沸かしたてのお湯150㎖を入れ、3分待ちます。

苺を淹れているポット

カップに注ぐと先程とは変わり、穏やかな苺の香りがします。

優しい香りです。

水色は京に比べると少し薄く感じます。

飲んでみると、京で感じなかった渋みを少し感じます。

甘い香りで対比的に感じるのか酸味も感じます。

苺の水色

ティースプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加え、ミルクティーにします。

甘い香りのフレーバーティーのミルクティーで、残念な思いをすることが多かったので恐る恐る飲んでみました。

甘ったるい感じがなく、美味しくて驚きました。

今まで飲んだフレーバーティーのミルクティーの中で断トツで美味しく感じました。

こんなに飲みやすいならフレーバーティーももっと飲みたいなとも思わされる味でした。

苺のミルクティーの水色

柚子(ゆず)

柚子のパッケージには日本の伝統色である「たんぽぽ」が使用されています。

柚子のティーバックのパッケージの表裏

柚子はパッケージの裏面と、共栄製茶株式会社のホームページで下記のように紹介されています。

日本の柑橘の代表である柚子の香味と、鹿児島産のコクのある茶葉のハーモニーが魅力。ここちよく奥深い香りと、フレッシュな酸味は、和菓子やビスケットに好適です。

引用元:共栄製茶株式会社公式ホームページ

ここちよく奥深いというのはどんな香りなのか気になります。

柚子を入れてみる

柚子のティーバックのパッケージ

ティーバッグの香りはうまく言えないのですが熟成というか奥行きを感じるような柚子の香りがしました。

フレッシュな苦みや酸味を感じさせる香りではなく、甘い香りです。

柚子と知らなければ一瞬みかん?と思うような香りです。

これが奥深い香りなのでしょうか。

柚子のティーバッグ

温めたポットに沸かしたてのお湯150㎖とティーバッグを入れ、3分待ちます。

柚子を淹れているポット

淹れると、先ほどと変わり、柚子と思える香りがします。

渋みと苦みが感じられます。

苦みは少し強めに感じます。

香りのせいもあるかもしれませんが、後味には酸味を感じます。

飲み始めは苦く、苦みが引くにつれ渋みを感じ、後には酸味だけが残るように感じました。

柚子の水色

こちらもティースプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加えミルクティーにします。

柑橘系の紅茶なのでミルクティーにすると、アールグレイのミルクティーのような味になるのかと少し期待をしていたのですが、そうではなく、柚子の味といった感じでした。

不思議な気もしますが、ミルクティーにした方が、柚子っぽさが感じられました。

柚子のミルクティーの水色

生姜チャイ

生姜チャイのパッケージには日本の伝統色である「黄丹(おうに)」が使用されています。

生姜チャイのパッケージの表裏

生姜チャイはパッケージの裏側と共栄製茶株式会社のホームページで下記のように紹介されています。

国産生姜とカルダモンをブレンドすることにより、スパイシーな風味に仕上げました。素材を素直に引き立てる鹿児島県産茶葉を使用。お好みでミルクを入れてもお楽しみいただけます。

引用元:共栄製茶株式会社のホームページ

インドのチャイも地域によって、たくさんのスパイスが入るものもあれば、生姜しか入れないものもあると聞いたばかりなので、どんな味なのか非常に気になります。

生姜チャイを入れてみる

生姜チャイ

他の紅茶とは打って変わり、ティーバッグは生姜のスパイシーな香りがします。

刺激というよりはスッキリした印象の香りです。

生姜チャイのティーバッグ

温めたティーポットに沸かしたてのお湯150㎖とティーバッグを入れ3分待ちます。

生姜チャイ抽出中

カップに注ぐとカルダモンの香りも立って、甘い香りも感じられ、生姜の香りはマイルドになりました。

水色は生姜が入っているものは大体こうなると思うのですが不透明です。

オレンジがかった赤茶色です。

一口飲むと甘い香りの印象の通りのお茶の甘さを感じ、その後で渋みと生姜の香味を同時に感じます。

飲み進むにつれてどんどん生姜の味が強く感じられるようになります。

生姜チャイの水色

ティースプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加え、ミルクティーにします。

よく飲んでいるマサラチャイに比べるとあっさりした味で落ち着いた味です。

今回は試さなかったのですが、お湯と牛乳で煮出すように淹れてみたものもいつか飲んでみたいなと思いました。

白桃(はくとう)

白桃のパッケージには日本の伝統色である「桃花色(ももいろ)」が使用されています。

ミントン和紅茶白桃のパッケージの表裏

白桃のパッケージ裏面と、共栄製茶株式会社の公式ホームページには白桃は下記のように紹介されています。

白桃の瑞々しく芳醇な香りと、和紅茶ならではの柔らかな渋味が調和。フルーティーな飲み口と甘い余韻をお楽しみいただけます。

引用元:共栄製茶株式会社公式ホームページ

苺がとても美味しかったので、こちらの白桃も飲みやすい味なのではないかと期待しています。

白桃(はくとう)を入れてみる

白桃のパッケージ

ティーバッグの時点で、甘くジューシーな香りがします。

フレッシュな桃が思い浮かびます。

白桃のティーバッグ

温めたポットに沸かしたてのお湯150㎖とティーバッグを入れて、3分待ちます。

白桃を入れているポット

桃のいい香りがしますが、少しいい意味で落ち着いています。

水色は少し薄めのオレンジです。

一口飲むと紅茶らしいなと感じる程度の渋みは感じられますが、柔らかく上品な味で、かすかに桃を感じます。

お茶の味がしっかり感じられました。

白桃の水色

ティースプーン一杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加えて、ミルクティーにします。

とても飲みやすいです。

苺と同様に甘い香りが強調され過ぎないので、スルスルと飲めました。

やはりミントン和紅茶のフルーツのフレーバーティーはミルクティーにしても美味しいことが確認できたので、とてもうれしいです。

白桃のミルクティーの水色

まとめ

ミントン和紅茶のバラエティーパックにの5種類の和紅茶を飲んでみましたが、予想していたよりも飲みやすい紅茶でした。

個人的な理由ではありますが、紅茶を飲むときはミルクティーにして胃の負担を減らしているので、あまりストレートで紅茶を飲むことはありません。

でも今回、ミントン和紅茶を飲むとストレートで飲んでもとても飲みやすいと感じました。

飲むときには果物と一緒にさっぱりといただくことも多かったです。

緑茶やほうじ茶などを飲むのと同じような感覚で飲めたのがうれしい発見でした。

日本国内にはたくさんの紅茶の生産地があるので、遅ればせながらですが、これを機会に和紅茶も飲んでいけたらなと思います。

柿と京

それと今回この記事を書くにあたり、いろいろ調べていると袋タイプのバラエティーパックがあることを知りました。

そしてなんとこちらには6種類の和紅茶が入っているとのこと。

私が飲んだ5種類に加え、「ミント」が入っているようです。

気になりますし、ぜひ飲んでみたいです。

また、こちらは30袋も入っているのでお得感もあります。

今回ミントン和紅茶がとても飲みやすく美味しいお茶ということが分かりましたが、それに加えてパッケージの可愛さのおかげで随分、お茶を淹れるときのワクワク感が増しました。

普段あまり紅茶を飲まない方へのちょっとしたプレゼントにもいいのではないかと思うので、こちらも近いうちに購入できたらと思います。

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