近くのスーパーの紅茶コーナーにトワイニングの「アールグレイセレクション ファイブ(THE Earl GRAY Selection 5)」という商品が売られていました。
馴染みのあるアールグレイとレディグレイの他に、オレンジアールグレイ、ピーチアールグレイ、ジャスミンアールグレイという見慣れないアールグレイがセットになっています。
これは買うしかないと思い購入し、それぞれの味を飲み比べしてみることにしました。
こちらの商品は公式ページに以下のように紹介されています。
定番の「アール グレイ」、人気のオリジナル ブレンド「レディグレイ」に加え、
限定ブレンド「ピーチアールグレイ」を含めた、5種類を幅広くお楽しみいただけます。
その日の気分や好みに合わせて選べる5種類の香りは、
仕事や家事の合い間のリラックスやリフレッシュに最適です。
引用元:片岡物産TWININGS紅茶 HP
紅茶を淹れる条件
今回、5種類のアールグレイを飲み比べるにあたり、以下の条件で入れることにしました。
- 150㎖のお湯で淹れる。
- 抽出時間はそれぞれのティーバックに記載されている時間プラス10秒。
- 一度ストレートで飲んだ後は、砂糖と牛乳を加えてミルクティーにして飲む。
*時間をプラスするのはミルクティーで飲むことをメインに考えているので、より濃く味を出すために行います。
ちなみに加える砂糖の量ですがティースプーンに1杯弱です。
使用したのはてんさい糖です。
今回、牛乳はタカナシの低温殺菌牛乳を使用することにしました。
5種のアールグレイを飲み比べする
では実際にアールグレイ、レディグレイ、オレンジアールグレイ、ピーチアールグレイ、ジャスミンアールグレイの順で淹れて、飲んでいきます。
箱を開けると、種類ごとに4袋ずつでまとめられていました。
取り出して並べてみると、パッケージがカラフルでデザインもよくて、早く飲みたくなりました。
アールグレイ
ティーバッグのパッケージは黄色ベースに黄金を感じさせる華やかな雰囲気です。
裏側のシルクハットが伯爵っぽいです。
ティーバッグを開けるとこんな感じです。
この時点でベルガモットの香りがします。
温めたポットに沸かしたてのお湯を入れ、ティーバッグを入れて蓋をします。
記載された1分に10秒プラスします。
温めておいたカップに注ぎます。
先ほどティーバッグで感じたベルガモットの香りにプラスして紅茶本来の香りもします。
バランスのとれた爽やかな香りです。
一口飲んでみるとベルガモットの香りは柔らかく、そこまで強くありません。
香り同様、紅茶の味がしっかりして、後味を感じるタイミングで再びアールグレイらしい風味を感じました。
砂糖と牛乳を加えた水色はこんな感じです。
ミルクティーにするとやはり香りは弱くなりますが、味はまろやかになり、ごくごくいけます。
ごくごく?となると思いますが、私はミルクティーをごくごく飲みたいので、これはいいポイントです。
レディグレイ
次はレディグレイです。
アールグレーの華やかな黄色とは打って変わってきれいな青色のパッケージです。
裏面にはシルクハットではなく、いかにも貴婦人が使っているような傘のイラストがあります。
ティーバッグはこんな感じで白っぽいものが見えます。
開けた途端、レモンの香りがしました。
オレンジとレモンとありますが、この時点だとレモンを強く感じます。
実はレディーグレイはもともと好きな紅茶でうちにもリーフティーを常備しています。
残り僅かで見えにくいかもしれませんが、アールグレイの茶葉をベースにレモンピールとオレンジピールに加え青い矢車菊が入っています。
このカラフルで個性的な茶葉を見るだけでもテンションが上がります。
アールグレイと同じ手順で紅茶を淹れますが、抽出時間が増え、1分半になっているので1分40秒待ちました。
温めたカップに注ぐとアールグレイより力強くレモンなどの柑橘系の香りが漂います。
一口飲もうと顔を近づけるととてもいい香りで心も満たされます。
香りは強いですが紅茶は飲みやすいです。
ミルクティーにすると、味がまろやかになり、香りも抑えられることが多いですが、こちらは牛乳を加えても個性がちゃんと主張してきます。
この個性を気に入って私の定番の一つになっています。
オレンジアールグレイ
こちらのパッケージは色からもオレンジが強調されています。
オレンジとグリーンのコントラストが元気をくれます。
BRIGHT & REFRESHINGとありますが、まさにピッタリのデザインで、紅茶にも期待が高まります。
ティーバッグはこんな感じです。
ティーバッグの香りはすでにオレンジです。
続いて、紅茶を淹れていきます。
抽出時間は1分とあるので1分10秒待ちます。
紅茶を注ぐと一気にオレンジの香りが漂います。
オレンジアールグレイと冠しているだけのことはありますね。
一口飲むと、オレンジの香りが鼻を抜けますが、後味はアールグレイ。
決してオレンジティーではないですね💦
そこが素晴らしいと思います。
ミルクティーにしてもオレンジの香りは分かります。
アールグレイ、レディグレイと比べても一番柑橘系を強く感じる紅茶です。
リフレッシュと書かれているだけあり本当に爽やかな気分になれます。
ピーチアールグレイ
こちらのパッケージは、もうかわいいの一言です。
濃いピンクと薄いピンクのコントラストの中にアールグレイのパッケージを感じさせる黄金色が入っています。
ちりばめられた桃のイラストもかわいらしいです。
ティーバッグには外からでもわかるぐらいの白い粒々が入っています。
そして甘い桃の香りがしますが、きつい感じではなく自然な感じです。
抽出時間は2分なので2分10秒待ちました。
2分待っても水色は薄めの色合いでした。
甘い桃の香りが漂います。
一口飲むと、もちろん桃の香りが広がりますが、遅れて柑橘系の香りも感じ、後味はアールグレイらしさを感じます。
砂糖と牛乳の量は、ほかの紅茶と同じですが、香りが甘いため一番甘く感じました。
でも後味がすっきりしているので飲みやすかったです。
実は飲む前は5種類の中で苦手かもしれないと思っていました。
その理由は私が一つの香りだけのフレーバーティーが苦手だからです。
フルーツが大好きなので、果汁を感じないなら香りだけ嗅いでも仕方なく思えてしまってどうしても積極的に飲む気がしないからです。
しかしながらこのピーチアールグレイは微かですがアールグレイを感じられるので味が単調にならずこんな私でも飲みやすいと感じられました。
こちらは限定フレーバーということで、ほかの4種類と違い、単体で購入することはできません。
ピーチアールグレイが飲みたくなったら、またこの商品を購入する必要があります。
私は近々購入することになりそうです💦
ジャスミンアールグレイ
こちらのパッケージは紫系の色味に黄金色のコントラストで補色に近い配色なのに落ち着いた、とても素敵な色使いです。
花や蝶のイラストも素敵で、優雅さや品を感じられるようなデザインです。
袋を開けるとオリエンタルなアールグレイといった感じの香りがします。
ティーバッグの香りはレディグレイならレモン、オレンジアールグレイならオレンジ、ピーチアールグレイなら桃の香りが強かったのでこちらももしかしたらジャスミンティーと間違うぐらいの香りかなと想像していました。
でもジャスミンの香りだけではありませんでした。
抽出時間はこちらも1分なので、1分10秒待ちました。
一口飲むと、香りのせいで一瞬、ジャスミンティー、中国茶?と思いつつ、後味がアールグレイだなと思えてきます。
ジャスミンの香りが強いですが、柑橘系の香りも追っかけてくるので、後味は爽やかです。
砂糖とミルクを加えても独特の香りは消えないので、とてもおいしくいただけました。
飲む順番を考えたときに、最も期待値が高くて、最後にしたのですが、期待通りのおいしさでした。
個人的にジャスミンティーが好きなので、大好きな紅茶、しかもジャスミンフレーバーということでマイナス要因がないです。
これは時々飲みたくなるかもと思わされました。
まとめ
今回、『アールグレイ セレクション ファイブ』 飲み比べをし終えての一番の感想は、「楽しかった。」ということです。
バラエティー豊かな紅茶を一定の期間に集中して飲むというのはあまりしたことがなかったので、常時テンションが高くなってしまいました。
セットになっているものは気にいるものとそうでないものとが出てまい、だんだん偏った在庫になってしまったりするものなのですが、今回はどれも飲みやすかったので、きっとバランス良く飲んでいける自信があります💦
ただ、ミルクティーにするにはちょっと味が薄く感じてしまったので、今後はもう少し長く抽出時間を取ろうと思いました。
≪公式HP≫
英国御用達トワイニング紅茶 | TWININGS TEA TIME (twinings-tea.jp)
コメント