クランブルといえばやはり『アップルクランブル』が有名で、私もこのブログで紹介しています。
しかし、使用するフルーツ(イギリスでよく食べられるルバーブは果物ではないですが💦)を変えたら違った味わいが楽しめます。
実はイギリスで初めて口にしたクランブルはホストマザーが作ってくれた『パイナップルクランブル』でした。
パイナップルのフィリングはりんごのフィリングよりよりジューシーさがあり、個人的には好きなので、『パイナップルクランブル』を紹介したいと思います。
パイナップルクランブル
イギリスでホストマザーがたまにデザートを作ってくれるのですが、彼女自身がヴィーガンだったこともあり、脂肪分が多いものが苦手な私にとっては食べやすく、うれしかったです。
本場でクランブルが食べたいなと思っていましたが、貧乏学生で旅行とは違いカフェでお茶とデザートというのはあまりできなかったので、作ってくれて本当にうれしかったです。
生のパイナップルを焼いたのを初めて食べたのですがジューシーさと甘さのバランスが絶妙でとても美味しかったのを覚えています。
彼女が作ってくれた『パイナップルクランブル』は容器を使わず、オーブンの天板にパイナップルとクランブルを薄く散らしたようなタイプでした。
作れる量と、天板で直接調理することに憧れがありつつも勇気が出ないので、私は容器を使うやり方で作っています。
パイナップルクランブルの材料
『パイナップルクランブル』の材料は下記の通りです。
フィリング
- パイナップル 1/2個
- てんさい糖 小さじ2 (砂糖の種類はお好みで構いません。)
- 小麦粉 大さじ1と1/2
クランブル
- 小麦粉 80g
- てんさい糖 50g(砂糖の種類はお好みで構いません。)
- オートミール 30g
- ミューズリー 20g
- 植物油 大さじ4(サラダ油、菜種油、こめ油などお好きなもので構いません。)
- 塩 一つまみ
- シナモンパウダー 適量
※記事の頭の写真でパイナップルクランブルにかけているホットカスタードはバーズというイギリスのメーカーのカスタードパウダーを使用して作りました。
日本では市販されていないので今回は作り方は書いていません。アップルクランブルの記事には作り方を書いていますので気になる方は読んでいただけたらと思います。
なお、クランブルに添えるものとしてはバニラアイスも一般的です。
このパイナップルクランブルのレシピはフィリングにあまり砂糖を多く入れないので、パイナップルは完熟の物の方が食べやすくなると思います。
今回、私は完熟まであと少しかなというパイナップルを使いました。
私も夫も酸味が好きですし、クランブルは甘いので問題ないのですが、7歳の息子は少し酸っぱいと言っていました。
あまり甘くないパイナップルを使用するなら、フィリングの砂糖を増やした方がいいかもしれません。
子供さんや酸味が好きではないという方が食べられる場合は砂糖を増やしてみてください。
クランブルは食感を楽しみたいのと、ヘルシーな方がいいかなとオートミールとミューズリーを使用しています。
我が家では二つとも常備している物なのですが、ミューズリーを使わず、オートミールを50gにしていただいても問題ありません。
もちろん、かしこまったお菓子でもないので好きな配分にアレンジしてください。
追記(2022.1.23)
植物油にコッタの製菓用太白胡麻油を使用しました。
こちらの油はとてもさらっとしているので馴染みやすく、大さじ3でも作ることができました。
最近、消化する力が弱まってきてしまったので、油脂の量を減らせるのはとてもありがたかったです。
時々、セールが開催されていてお得な価格で買えるのもお気に入りポイントです。
ちなみにサイズも、こちらの700g以外に200gと1650gもあるので使用頻度に合わせたものを選べるのも助かります。
cottaの製菓用太白胡麻油はこちら!パイナップルクランブルの作り方
それでは実際に『パイナップルクランブル』を作っていきたいと思います。
パイナップルを切る
パイナップルを縦半分に切る。
パイナップルを立てて真ん中の部分にある芯の部分を落とします。
上下も少し切って整えます。
また縦向きに半分に切ります。
1/8です。
更に縦向きに切ります。
1/16になっています。
パイナップルの皮を剥きます。
パイナップルの皮を剥き終わったら並べます。
そのまま7㎜ぐらいの厚さに刻みます。
写真に撮るために1/4を細かくする順序で進めましたが、最終的に全部切り終えればいいのでまとめて作業した方が効率はいいと思います💦
フィリングを作る
切ったパイナップルをボウルに入れます。
砂糖(てんさい糖)を加え混ぜます。
砂糖がなじんだら小麦粉を入れて混ぜます。
耐熱容器にフィリングを移します。
クランブルを作る
このタイミングでオーブンを180℃の予熱をスタートさせます。
ボウルに植物油以外の材料を加え、フォークで混ぜます。
植物油を加えて混ぜます。
そぼろ状になるまで混ぜます。
パイナップルクランブルを焼く
パイナップルのフィリングの上にクランブルをかけていきます。
180℃の予熱が終わったオーブンに入れ30分ほど焼きます。
焼きあがりました。
いい匂いがします。
温かい内に取り分けます。
イギリスでクランブルには必ずと言っていいほどかかっているホットカスタードをかけます。
アイスクリームを添えるのも人気です。
子供はその話をしたらアイスクリームの方がいいと言うので次回は用意したいと思います💦
クランブルにかけるホットカスタードに関しては『アップルクランブル』の記事の最後の方で説明しております。
日本では市販されていないカスタードパウダーで作っているのですが、気になる方は是非読んでいただければと思います。
まとめ
火の入った果物、特に温かいものが好きな私にってクランブルはぴったりなデザートです。
りんごに比べるとパイナップルは更にジューシーなので最もクランブルに適しているのでは?と思っています。
りんごよりパイナップルはもしかすると切ったりするのもハードルが高いと感じられるかもしれませんが、カットフルーツを利用したりもできるので是非お試しいただけると嬉しいです。
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