どこまでを最近と言っていいのか分かりませんが、渋谷が昔と変わってきていますね。
90年代の渋谷を知っている私からすると、ここ10年ぐらいで随分と新しい、建物や施設ができている気がします。
鉄道や駅もですよね。
渋谷駅のホームから2020年3月31日に閉店した東急東横店を見上げることができました。
そして、見上げている渋谷駅の埼京線のホームも2020年6月に山手線のホームの横にお引越ししてきました。
降り立つのは2回目ですが、まだ慣れません。
渋谷のスクランブル交差点は、前回訪れた6月に比べると人は若干増えた印象ですが、それでも、コロナ前の賑わいには程遠かったです。
以前はカメラを持って撮影をする訪日外国人の姿が多くみられる場所だったのに、当たり前ですが今はほとんど見られません。
交差点を渡り右手のガードをくぐると2019年11月にできた渋谷スクランブルスクエアと2012年にできた渋谷ヒカリエが見えました。
渋谷ヒカリエには東急シアターオーブという劇場が入っていて、ミュージカルを見に行ったことがあります。
友人と食事に行ったこともありました。
2013年3月には東急東横線の渋谷駅がこちらの地下あたりに移動し話題になりました。
渋谷スクランブルスクエアは去年メディアに多く取り上げられていて地上230m、日本最大級の屋上展望施設「SHIBUYA SKY」が有名です。
一度登ってみたいと思いつつ、まだ登れていません。
今年中に行きたいです。
2020年1月には東京メトロ銀座線が2つのビルの間に移設されました。
駅周辺には2027年に渋谷スクランブルスクエアの中央棟と西棟ができるそうで、今後も目が離せません。
次に左に曲がるとのんべい横丁があり、そこを通り抜けると2020年7月にオープンしたミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)があります。
初めて訪れたのですが、公園のある4階に上がってみました。
スケートボード場、ボルタリングの壁、ビーチバレーやビーチサッカーができる砂のコートなどがありました。
スターバックスコーヒーもあるのですが、お店の外には、行列ができていました。
日曜日ということもあってか、新しいスポットの芝生エリアにも思ったより人がいて、みんな思い思いに寛いでいるようでした。
そんな屋上からこんな風景が見えました。
新しい施設なのですが周りを見回すと懐かしい建物がたくさん…。
90年代、渋谷と言えば若者の街で、渋谷系と言われる音楽も人気でした。
私の好きなUKロックも人気があり、タワレコでは平気で2時間とか滞在していました。
渋谷に行けば原宿にも行く。原宿に行けば渋谷に行くといった行動が当たり前だったのでキャットストリートもかなり通りました。
懐かしい思い出が一気に駆け巡りました。ここは宮下公園があった場所ですもんね。
ちなみに反対側の入り口はこんな感じでした。
こちら側には8月にオープンしたホテル「シークエンスミヤシタパーク(Sequence Miyashita Park)」があります。
ミヤシタパークを背にして左に曲がりガードをくぐりファイヤー通りを通って消防署が見えたらさらに左折します。坂を上がっていけば公園通りに出ます。
公園通り沿いには「LINE CUBE SHIBUYA」という四角い建物があります。
ここは新しくなった渋谷公会堂でもあるのです。
2019年10月に開館したのですが、2029年3月31日まではこの名前で呼ばれるそうです。
昔の姿の方が印象深いですね。
中に入ったことはなかったのですが、渋谷公会堂は子供のころ「トップテン」という番組で使われていて地方出身の私でも知っている有名なホールでした。
ここから公園通りを下って行ったところにあるのがこちら、渋谷パルコです。
渋谷パルコは2016年8月に一度閉店し、建て替えて2019年11月にリニューアルオープンしました。
その当時、渋谷で用事があったのでで、ちょっと覗いてみようかなと思ったのですが、たくさんのお客さんが押しかけ入場制限がされていて入ることができませんでした。
その後一度訪れ、とても素敵だったのですが、やはり渋谷パルコと言えば、館が3つあった昔のロゴのパルコを懐かしく思い出してしまいました。
パルコ3がお気に入りでした。
今回は別に用事があり、せわしなく回ったのですが、本当に時に流れを感じました。
渋谷はもう若者の街を目指してはいないのだなと思わされました。
私は若者ではないので、これからも渋谷を楽しむことができるのかもしれませんが…。
最後に渋谷駅構内でこんなポスターを見かけました。このキャラクターは「しぶやぎ」というそうです。
全く知りませんでした。
変わり続ける街、渋谷に、たくさんの外国人の方が安心して訪れられる日が早く来ればと願っています。
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