2021年、フランスのティーメゾン、クスミティーのアドベントカレンダーが日本に初上陸しました。
お菓子以外のアドベントカレンダーを買ったことがなかったのですが、クスミティーなら飲んだことがないお茶も楽しめるのではないかと思い購入してみることにしました。
私は発売日である2021年11月1日に公式ホームページで購入したのですが、数量限定ということもあり、後日確認した時には売り切れていました。
その後一度、追加されたようですが、またすぐに完売したようです。
22種類のお茶と、2つのティーアクセサリーが入っていて、12月の初めから24日のクリスイブまでを毎日ワクワクして過ごすことができました。
追記です。2023年もクスミティーからアドベントカレンダーが発売されました。ティーアクセサリーも2021年、2022年と変わるようです。気になる方は是非チェックしてください!
今年も発売!!大人気の限定商品
- アドベントカレンダー2021
- 12月1日 Lovely Morning ラブリーモーニング
- 12月2日 Sweet Break スイートブレイク
- 12月3日 Anastasia アナスタシア
- 12月4日 Happy Mind ハッピーマインド
- 12月5日 White Bellini ホワイトベリーニ
- 12月6日 AquaRosa アクアローザ
- 12月7日 Spearmint green tea スペアミントグリーンティー
- 12月8日 Only Spices オンリースパイス
- 12月9日 Earl Grey Intense アールグレイインテンス
- 12月10日 Be Cool ビークール
- 12月11日 Tropical White トロピカルホワイト
- 12月12日 SILVER TEA SPOON シルバーティースプーン
- 12月13日 Feel Zen フィールゼン
- 12月14日 Imperial Label インペリアルラベル
- 12月15日 Lovely Night ラブリーナイト
- 12月16日 Prince Vladimir プリンスウラディミル
- 12月17日 Rooibos Almond ルイボスアーモンド
- 12月18日 ティーインフューザー
- 12月19日 le thé blanc Alain Ducasse テ ブラン アラン・デュカス
- 12月20日 Aqua Summer アクアサマー
- 12月21日 Russian MorningNº24 ロシアンモーニングNo.24
- 12月22日 Aqua Exotica アクアエグゾティカ
- 12月23日 White Anastasia ホワイトアナスタシア
- 12月24日 TSAREVNA ツァレブナ
- まとめ
アドベントカレンダー2021
2021年のクスミティーのアドベントカレンダーは公式ホームページに下記のように紹介されていました。(現在は掲載されていません。)
ボックスには合計24個の窓があり、12月1日から24日まで1日1つの窓を開けることで、クスミティーと一緒にクリスマスまでのカウントダウンをお楽しみいただけます。
特別にセレクトされたお茶に加え、素敵なティータイムをお過ごしいただくためのアクセサリーも付属しています。
華やかなゴールドのパッケージをお部屋に飾るだけでも心が弾みそうです。
引用元:クスミティー公式ホームページ
今回は他のお茶を頼まず、アドベントカレンダー1つだけを注文したのですが、大きめのダンボール箱で送られてきてびっくりしました。
大体ですが約縦26cm×横44㎝×奥行き6.5㎝の大きさのパッケージです。
紹介通りにゴールドという色が華やかな印象を与えます。
ホリデーシーズン限定の紅茶『ツァレブナ』のパッケージと同じ絵柄になっています。
広げると煌びやかなパーティーのイラストと24個の窓が現れます。
バンドマン、踊る人びと、グラスのタワーになぜか豹。
眺めるのも楽しいです。
それでは早速、アドベントカレンダーの中身を紹介していきたいと思います。
12月1日 Lovely Morning ラブリーモーニング
記念すべき1日目である12月1日は緑茶ベースのフレーバーティー『ラブリーモーニング』が入っていました。
飲んだことが無いお茶なので興味津々です。
ラブリーモーニング
『ラブリーモーニング』は公式ホームページでは以下のように紹介されています。
清々しい朝はシトラスの香りに包まれて
ラブリーモーニングは、気持ちの良い一日をスタートするための朝の強い味方です。緑茶、マテ、ガラナをベースに、グレープフルーツピール、レモンピール、オレンジピールのフレッシュな柑橘トリオたちが元気を与えてくれます。
可憐なマリーゴールドの花びらがアクセントとなり、毎朝のティータイムがわくわくしそう。さあ、ラブリーモーニングとともに、朝食を楽しみましょう!
引用元:クスミティー公式ホームページ
名前にモーニングと入っているぐらいなので、相当朝にお勧めなお茶なのではと期待が膨らみます。
ちなみに原材料は下記の通りです。
先程の紹介にもあった通りですが、マテ茶、ガラナとあれば元気が出ない訳がない気がしてきます。
ラブリーモーニングを入れる
ティーバッグの香りは柔らかい柑橘の香りが特徴的です。
オレンジ、レモン、グレープフルーツの皮が入っているのですが、この時点ではグレープフルーツをちょっと甘くしたような香りがします。
レモンが合わさって柔らかく感じるのかなといった印象です。
80℃のお湯で3分から4分の抽出時間と表記があったので、ポットを使い、200㎖のお湯で3分間待つことにしました。
水色は綺麗な黄色です。
緑茶の香りが広がりますが、柑橘の香りは更に柔らかくなり、ほんのり感じるくらいになりました。
面白いのはティーバッグの時にはほとんど感じるコツができなかったオレンジの香りを感じることができたことです。
クスミティーのフレーバーティーは茶葉自体の香りと、淹れた後の印象が変わるものがあるのが面白いです。
飲むと、ほんの少しだけ酸味に付かいような渋みを感じましたが、お茶らしさでもありスッキリした味です。
嫌な後味も残らないので気分もスッキリしていきます。
私は朝は年中ミルクティーなのですが、心地よい感じがして毎日のせわしない朝ではなく特別な朝に飲みたいお茶だと思いました。
12月2日 Sweet Break スイートブレイク
2日目は『スイートブレイク』が入っていました。
スイートブレイク
『スイートブレイク』は公式ホームページでは販売されていません。
しかし、パリ発のオーガニックライフスタイル・スーパーマーケットのビオセボンの限定フレーバとして販売されていました。
クスミティーがオーガニックへの移行を進めたことでビオセボンで販売がスタートしたようです。
『スイートブレイク』はビオセボンの公式Twitterで下記のように紹介されています。
ハイビスカスとアップル、ベリーの華やかで甘酸っぱい香りに、香ばしく焼き上げたビスケットのフレーバーをミックス。
おやつの時間にぴったりの一杯。鮮やかなレッドカラーで気持ちも上がります。
引用元: Bio c’ bon ビオセボン公式Twitter
ビオセボオンライン店舗、紅茶・ハーブティーのページはこちらから
なお、パッケージの裏側には下記のように書かれています。(表にはフランス語表記があります💦)
Sweet Break
Red berry and biscuit flavored blend of hibiscus, plants and fruits
ハイビスカスと植物とフルーツで作ったレッドベリーとビスケット風味のブレンドというところでしょうか。
これを先に読んだので、思わず何なんだそれはと思いながら原材料を確認しました。
もりもりと私の好きそうな原材料が入っていました。
酸味が感じられるものが入っていると嬉しくなります。
ビオセボンの紹介文を読んでなるほど思いました。
スイートブレイクを入れる
茶葉ではないものがたくさん入っているのでティーバッグの中もカラフルです。
香りはかなり甘い香りがします。
確かにバニラのように強くはないものの、甘いお菓子から漂ってきそうな香りがします。
そして次に、りんごなのか、ベリーなのか酸味を感じる香りが追っかけてきます。
タイムラグがあるので、私の好みの甘酸っぱい香りとは少し違いますが興味が湧いてきます。
ティーバックの表示に従い200㎖のお湯で5分、温めたポットで淹れました。
90℃のお湯と表記がありましたがポットで少し冷めてしまうので沸かしたお湯ですぐに淹れました。
想像よりは落ち着いていましたが、綺麗なオレンジががった赤色の水色です。
香りはティーバッグの時と同じ甘い香りです。
一口飲むと酸味が感じられます。
角が立つ酸味ではなく、まろやかな酸味とでもいればいいのでしょうか。
好きな味です。
あと口もスッキリしていて、後を引きます。
インフュージョンなので胃に負担が掛かる感じもありません。
ホットもいいのですが、夏場にアイスに飲んでみたいみたいと思いました。
12月3日 Anastasia アナスタシア
3日目は『アナスタシア』でした。
アナスタシア
『アナスタシア』は公式ホームページで下記のように紹介されています。
世界中でベストセラー!柑橘系のは華やかな香りが人気のベストセラー
ベルガモット、レモンとオレンジが香るクスミティーの代表作がオーガニックに生まれ変わりました。ロシア、ロマノフ王朝時代の皇帝ニコライ二世の皇女アナスタシアのストーリーからインスピレーションを受けて誕生した、歴史ある特別なブレンドです。
レモンとオレンジブロッサムがほのかに香るオーガニックのアールグレイは、かつてのプリンセス アナスタシアのように、大胆でミステリアスな印象を与えます。生命力にあふれ、自由を求めていたこの少女は、常に時代に先んじていました。ちょっぴり反抗的でありながらお茶目でもあり、ベルガモットのように気が強く、オレンジの花のように魅力的で、レモンのようにはじけていた彼女…. きっと我々メゾンのお茶を気に入ってくれることでしょう!
引用元:クスミティー公式ホームページ
クスミティーの紅茶の中でも歴史があり、創業者のパヴェル・クスミチョフ自ら作り出したレシピです。
原材料は下記の通りです。
日本では不動の人気No.1のフレーバーティーです。
今回のアドベントカレンダーに入っているお茶は全てオーガニックに移行していました。
『アナスタシア』は以前私がティーバックのアソート商品である『エッセンシャル』を購入した時には、既にオーガニックになっていました。
当時は『アナスタシア』のみだったので、本当に大事にされているお茶なんだなと感じました。
アナスタシアを入れる
ティーバッグから柑橘類の華やかな香りがします。
一般的なアールグレイと似てはいますが、より優しさもあるいい香りです。
パッケージには200㎖の90℃のお湯で、3分~4分という表記なので、温めたポットに沸かしたてのお湯とティーバックを入れ、3分待ちました。
水色はとてもきれいなオレンジがかった紅茶の色です。
柑橘系の香りはティーバッグの時よりは少し落ち着くのですが、上品なオレンジの香りがします。
紅茶自体の香りもとてもいいです。
飲んでみると、渋みはほとんどありません。
普段ストレートで紅茶を飲むことが少ない私でもストレートで美味しいと感じる味です。
以前、クスミティーのレビューをしたときは湯量を150㎖で淹れて濃くしていたので、牛乳も30㎖にしていました。
しかし今回はインフュージョンや、紅茶以外のフレーバーティーなども同じ湯量で淹れたいので、薄めに淹れることにしました。
その為、牛乳の量は20㎖で試します。
牛乳とティースプーン1杯弱のてんさい糖を入れて、ミルクティーにしました。
お茶自体がそんなに濃くないので水色もちょうどいい加減だと思います。
牛乳を入れるとどうしても、香りが抑えられはするのですが、柑橘系の爽快感は感じられます。
以前『アナスタシア』を飲んだ時は、クスミティーのアールグレイインテンスを飲んだことが無かったので、どこかで一般的なアールグレイと比較していました。
その為、ミルクティーにしたときに物足りないなと思ったのですが、今回はアールグレイに似ていても、やはり『アナスタシア』は違うと思え、この軽やかさや飲みやすさもいいなと思えました。
12月4日 Happy Mind ハッピーマインド
4日目は『ハッピーマインド』でした。
ハッピーマインド
『ハッピーマインド』は公式ホームページで下記のように紹介されています。
心安らぐハーブティーで感じる、自分自身をいたわる幸せ
身体がぽかぽか温まり、不思議とハッピーな気持ちになるフルーティーなハーブティー。そんな幸せレシピの秘密は、たっぷりのドライアップルに、レモンバーム、モリンガなどをブレンドし、ドラゴンフルーツの香りを効かせ、そして…. アクセントに少量の唐辛子をブレンド。最後に、自分自身をいたわる気持ちをトッピングします!味わった瞬間から、フランス人ティーソムリエの独創性に驚くこと間違いありません。
毎日の生活に心安らぐひと時を取り入れ、心身をリラックスさせましょう。お茶を味わうう小さな喜びは、大きな喜びに繋がります。
引用元:クスミティー公式ホームページ
紹介を読んでも、情報量が多くいまいちどんな味のお茶なのか分かりません💦
『ハッピーマインド』の原材料は下記の通りです。
ターメリックとチリペッパーと高麗人参についてはこれらが入っているお茶を飲んだことがないのでどなかなか味が想像しにくいです。
ハッピーマインドを入れる
ティーバッグからは甘くフルーティな香りがして、その後にジンジャーやターメリックの香りがしてきます。
数回しか食べたことが無いので、正直この甘い香りがドラゴンフルーツの香りなのかは分かりません。
でもこの甘い香りと、スパイスの香りが混ざりあってエキゾチックな印象を受けました。
200㎖の90℃の湯量で5分の抽出時間とされていたので、温めておいたポットで、淹れました。
ジンジャーのせいか少し透明度は落ちますが、綺麗なアンバーといった水色です。
ただ、淹れてみると、ティーバックの時の甘い香りがだいぶ落ち着いてしまいました。
かなりたくさんの原材料が入っているので、クセも強いのかなと想像していたのですが、それほどではありません。
少しだけ酸味を感じて、その後にジンジャーの辛みのようなものを感じます。
飲み進めると、酸味がハッキリしてきましたが、他ブランドのジンジャーのハーブティーに比べると辛みが増していく感じはしませんでした。
もしかすると『ハッピーマインド』にはチリペッパーも入っているので、辛みはジンジャーでなく、チリペッパーによるものなのかもしれません。
飲んだことがない味なので、よく分からないのですがポカポカするのは間違いないです。
個人的にはハーブティーではフルーツを感じられるインフュージョンが好きなので、ティーバックの時に感じたフルーティーさがもう少し感じられればなと思いました。
12月5日 White Bellini ホワイトベリーニ
5日目は『ホワイトベリーニ』でした。
ホワイトベリーニ
こちらのお茶も残念ながら公式ホームページでは販売されていません。
しかし、こちらも『スイートブレイク』と同じくオーガニックライフスタイル・スーパーマーケットのビオセボンで発売されているようです。
こちらは先行販売ということなので、いずれはクスミティーの公式ホームページからも買えるようになるのかもしれません。
ビオセボンの公式Twitterには下記のように紹介されていました。
ピーチとアプリコットが香るホワイトティー「ホワイトベリーニ」はギフトにもピッタリ。
収穫に適した期間が短いことから希少性が高く、高価なお茶として知られるホワイトティー(白茶)の繊細な味わいを、フルーティーなフレーバーと共にお楽しみください。
引用元: Bio c’ bon ビオセボン公式Twitter
ビオセボンのオンライン店舗、紅茶・ハーブティーのページはこちらから
パッケージにも桃とアプリコットフレーバーの白茶と書かれています。
しかし、原材料を確認すると、白茶だけでなく、緑茶も入っているようです。
気になって他のホワイトと付く名前のお茶を調べてみると販売されている白茶のフレーバーティーは全て緑茶も入っているようです。
ホワイトベリーニを入れる
パッケージを開けると甘い桃の香りが広がりました。
更にティーバッグの香りを嗅ぎ続けると、甘酸っぱいアプリコットの香りがしてきました。
200㎖の80℃のお湯で3分とあったので、その通りに淹れていきます。
カップに注いでも、甘酸っぱい香りはそのままでした。水色は薄く綺麗な黄色です。
飲んでみると、口当たりがまろやかと言えばいいのか、まるでピーチネクターを飲んでいるようなトロンとした食感を感じて驚きました。
普段、白茶を飲まないので、どうしてトロンとするのかは分かりません。
味はスッキリとしていて、軽く心地よい苦みを少しだけ感じました。
12月6日 AquaRosa アクアローザ
5日目は『アクアローザ』の20g入りの缶でした。
アクアローザ
蓋まで何ともかわいいデザインの缶です。
『アクアローザ』は公式ホームページにおいて下記のように紹介されています。
ハイビスカスの酸味とフルーツの甘さが絶妙にマッチ
美しいピンク色が自慢のアクアローザは、ハイビスカスをベースに、様々なベリーやリンゴがフルーティーな甘さをもたらします。
フレッシュでみずみずしく、果物の優しい甘さも感じさせ、フローラルでありながらフルーティでもあり… まさに固定観念にとらわれないブレンドなのです。
カフェインフリーなので、一日のどんな時でもお愉しみいただくことができます。アイスティーにしても大変美味しくお召し上がりいただけるので、一年中、どんな時でもアクアローザが手放せません!
引用元:クスミティー公式ホームページ
『アクアローザ』の原材料は以下のようになっていますが、公式ホームページには20g缶以外は有機グレープではなく、有機カラントが使われていると書かれていました。
缶には原材料のハイビスカスとブラックベリーについてはブレンド配分も記載されています。
ハイビスカス(38%)、ブラックベリー(3.5%)です。
アクアローザを入れる
缶を開けると、甘酸っぱいベリーやリンゴなどのフルーティーな香りがします。
ベリー類の香りが大好きな私にとっては、ずっと嗅いでいられそうな香りです💦
今回は3gで淹れることにしました。
缶の表示に従い95℃の200㎖のお湯で、5分間抽出します。
ホームページでは美しいピンク色と紹介されていますが、我が家の照明の下では美しい赤色です。
淹れることにより、香りはより優しく甘い香りになりました。
ベリーの香りはできることならずっと嗅ぎ続けていたいです。
香りを感じながら一口飲むと、みずみずしい果物のような酸味を感じられて非常に美味しいです。
私はインフュージョンをホットで飲むときには砂糖などは加えないのが好きですが、酸味が苦手な方は加えてみると、飲みやすくなると思います。
12月7日 Spearmint green tea スペアミントグリーンティー
7日目は『スペアミントグリーンティー』です。
スペアミントグリンティー
『スペアミントグリーンティー』の単品は残念ながら現在は公式ホームページでも取り扱いがありません。
現在クスミティーは全てのお茶をオーガニック商品に移行中です。
以前、『スペアミントグリーンティー』にはモロッコミントとも呼ばれるナナミントが入っていたのですが、今回の新しいオーガニックタイプには入っていませんでした。
原材料は下記の通りです。
原材料をすべてオーガニックに移行するとどうしても揃えられないものもあるのかもしれません。
以前、『スペアミントグリーンティー』のを飲んだ時はストレートでしか飲みませんでした。
その後、モロッコ人の女の子とお茶の話をする機会があり、モロッコのミントティーには砂糖を入れて飲むのがお勧めと言われたので、今回は途中で砂糖を加えたいなと思っています。
スペアミントグリンティーを入れる
『スペアミントグリーンティー』はパッケージを開けたとたんに、スペアミントの爽快な香りがします。
この香りで思い出すのは、ガムだったり歯磨き粉だったりします💦
パッケージには80℃の200㎖のお湯で3分とあったのでその通りに淹れます。
淹れるとスペアミントの刺激は和らぎ、やわらかな甘い香りがします。
一口飲んでみると、日本のいわゆる緑茶よりは苦みを強く感じるのですが、スペアミントの香りとはバランスがよく、飲みやすい味です。
以前、テレビか何かで、モロッコの方がお茶のポットに大量の砂糖の塊を入れていたのを見たことがあったのですが、あの砂糖は普通の砂糖に比べると甘くないとモロッコ人の女の子から聞きました。
でも、彼女自身は甘めを推奨だったので、てんさい糖をいつも紅茶に入れる量の2倍(ティースプーンに少な目1杯×2)入れてみました。
飲んでみると甘さが先に来るのでどうしても後味に渋みが目立つように感じられました。
私は砂糖を入れない方が好みかなとも思ったのですが、飲む場所や時期、気温によってはきっと美味しいと思う味ではありました。
ただ、甘くて渋いお茶を飲んでいると、牛乳を入れてみたくなりました。
だいぶお茶の量も減ってしまったので、牛乳を10㎖だけ加えてみました。
飲んでみると非常に美味しいお茶でびっくりしました。
渋い紅茶をミルクティーにすると美味しかったのですが、このお茶も無茶苦茶美味しくなりました。
どうして前回2袋も飲んだのにミルクティーにしなかったんだろうと後悔すらしてきました💦
12月8日 Only Spices オンリースパイス
8日目は『オンリースパイス』でした。
オンリースパイス
こちらは公式ホームページでも取り扱いがありません。
ドイツからの個人輸入代行で購入できるサイトがありましたので、ヨーロッパでは流通しているブレンドのようです。
もしかしたら、今後は日本でも販売されるかもしれません。
『オンリースパイス』の原材料は下記の通りです。
スパイス売り場の棚のような原材料に、これは本当にスパイスだけなんだと妙に感心してしまいました。
オンリースパイスを入れる
ティーバックも当たり前ですがさまざまなスパイスが入っているのが確認できました。
スパイスと言ってもそれこそカレーのような香りだったり、いろいろですが、こちらは甘い香りにブレンドされています。
嗅ぎ続けると爽快感も感じられます。
95℃の200㎖のお湯で5分と書かれているのでその通りに淹れます。
淹れると、気に入っていた甘い香りが落ち着いてしまい、若干薬っぽいような香りも感じられるようになりました。
飲むとまず、甘さを感じます。
一度舌が甘いと感じてしまうと香りも甘く感じるようになりました。
甘いせいもあるのか、最初に想像していたよりは飲みやすいとは思いました。
ただ、初めての香りと初めての味で掴みどころがないというのが率直な感想です。
体には何となく良さそうな味なのですが…。
分からないついでにちょっと牛乳も入れてみようかと思い立ち、10㎖だけ入れてみました。
入れる前と比べると口当たりがもろやかになり、私にとっては飲みやすくはなったのですが、いかんせんこれが正解なのかどうかは判断できませんでした。
12月9日 Earl Grey Intense アールグレイインテンス
9日目は『アールグレイインテンス』でした。
アールグレイインテンス
『アールグレイインテンス』はクスミティーの公式ホームページで下記のように紹介されています。
ベルガモット、レモンの見事な調和が織り成す、究極のブラックティー
ブラックティーリーフとベルガモットのブレンディングが織り成す大胆なフレーバーが特長的なアールグレイ。より力強く、香りが長く続くレシピを探究した末に誕生したこのお茶は、発売当初より高い注目を集めてきました。
美しいゴールドカラーが目を惹くパッケージの蓋を空けると、瞬く間に香りの渦に包まれます。ベルガモットオイルのパワーと、酸味のあるレモンピールが見事なバランスを保ち、あらゆる人々を虜にしてしまうことでしょう!
引用元:クスミティー公式ホームページ
クスミティーには『アールグレイ』もあるのですが飲んだことがないので『アールグレイインテンス』がどのくらい違うのかは分かりません。
『アールグレイインテンス』の原材料は下記の通りです。
今回いろいろなお茶を飲んでいるのでとてもシンプルに感じられます。
アールグレイインテンスを入れる
ティーバッグはレモンピールが入っているのがハッキリ見えます。
ベルガモットの香りはもちろんしますが、それよりもレモンの香りが印象的なアールグレイです。
90℃のお湯、200㎖で3分と書かれているのでその通りに淹れます。
淹れるとレモンやベルガモットの香りだけでな茶葉の香りもしっかり感じられます。
飲むとバランスの良い渋みと苦みを感じます。
スプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加えてミルクティーにします。
ミルクティーにすると鼻を抜ける香りは抑えられますが、口の中にはアールグレイの風味が広がります。
ストレートの時に感じた渋みと苦みがミルクティーにすることでしっかりとしたコクに変化して、更に後口に柑橘の香りが感じられるのがとても美味しく感じられました。
12月10日 Be Cool ビークール
10日目は『ビークール』でした。
ビークール
『ビークール』はクスミティーの公式ホームページでは現在取り扱いがありません。
ティーバッグセットの『エッセンシャル』の中に入っているのすが、そちらの商品紹介ページには下記のように紹介されています。
リコリス、ペパーミント、アップルがブレンドされたハーブティー。ノンカフェインなので、お好きな時間にお召し上がりいただけます。植物の優しいアロマと、リコリスやペパーミントの爽やかなアロマが、疲れた心に静けさと落ち着きをもたらします。
引用元:クスミティー公式ホームページ
『ビークール』の原材料は下記の通りです。
ビークールを入れる
ティーバッグはミントのいい香りがします。
嗅ぎ続けると甘い香りがしてきます。
100℃のお湯で淹れる表記があるので沸かしたてのお湯200㎖をポットに注いで5分抽出しました。
淹れた後も、ミントのいい香りがします。
一口飲むとまず最初に甘さを感じました。
苦みや渋みは一切ありません。
心地よいミントの爽快感もありとても飲みやすいです。
以前飲んだ時は冷めた段階で甘みを感じたものの、熱い内はそこまで甘みを感じなかった気がします。
お茶の味が変わったのか、たまたま私の舌の感じ方が違ったのかはちょっと分かりません💦
『ビークール』についてはオーガニック移行前ですが、記事を書いたので気になる方はぜひ目を通していただければと思います。
12月11日 Tropical White トロピカルホワイト
11日目は『トロピカルホワイト』でした。
トロピカルホワイト
『トロピカルホワイト』はクスミティーの公式ホームページで下記のように紹介されています。
マンゴー&パッションフルーツの香りがトロピカルな世界へと誘う
希少で繊細なホワイトティーをベースにすることで、とろけるようなマンゴーのクリーミーさと、パッションフルーツの酸味がより際立ち、爽やかな香りに包み込まれます。異国情緒漂う心地よいスウィートさを纏い、まるで南国へと誘うかのような味わいはパリジャンに大人気。
そっと目を閉じて耳を澄ましてみてください。
リビングの窓を開けると、見渡す限りの水平線が一面に広がります。浜辺に目を移せば、かすかに波の音が聞こえ、まるでその場にいるような感覚に。足元のサラサラの砂は、まるでエレガントで繊細なホワイトティーを思い起こさせます。トロピカルホワイトは、いつでもこのような光景へとあなたをいざないます。
夏場はアイスティーにするのが大変おすすめです。
引用元:クスミティー公式ホームページ
白茶についてまだよくわからない部分が多いですが、アイスでも美味しく飲めるということが分かりました。
『トロピカルホワイト』の原材料は下記の通りです。
『ホワイトベリー二』と同じような口当たりなら桃と同じようにマンゴーとパッションフルーツも合いそうだなと思います。
トロピカルホワイトを入れる
ティーバッグはマンゴーのような甘い香りがします。
パッションフルーツの香りは現時点であまり感じられませんが、少し甘酸っぱさも感じるのでもしかしたら混ざって分かりにくいのかもしれません。
80℃のお湯200㎖で3分、書いてある通りにお茶を淹れます。
カップに注ぐと程よい甘さの香りになりました。
一口飲むと、こちらもやはり独特のとろみを感じるような口当たりです。
味としてはしっかりお茶を感じるのですが、飲み終わりまで香りが続きます。
飲みはじめのやわらかな口当たりと、飲み終わりに甘い香りに包まれることでとても飲みやすく感じました。
冷めてくると甘さより甘酸っぱい印象の香りがして、少しパッションフルーツらしさが垣間見れました。
12月12日 SILVER TEA SPOON シルバーティースプーン
12日目はシルバーティースプーンが入っていました。
シルバーティースプーンは公式ホームページでも購入可能なもので、下記のように紹介されています。
クスミティーのティー スプーン。そのデザインと繊細さは、優雅なお茶の準備に欠かせないお気に入りのアクセサリーとなることでしょう。
引用元:クスミティー公式ホームページ
曲線が美しい形で、スプーン部分は広く広がっています。
6日目に出てきた『アクアローザ』の20g缶で使ってみるとこんな感じになります。
一度で1杯分の茶葉がすくえる大きさになっていました。
12月13日 Feel Zen フィールゼン
13日目は『フィールゼン』でした。
フィールゼン
こちらの『フィールゼン』もクスミティーの公式ホームページでは販売されていない、ビオセボンの限定フレーバーです。
ビオセボンの公式Twitterでは下記のように紹介されていました。
日本の「禅」からインスパイアされた特別なお茶です。
ルイボスをベースにキャラメルの甘い香りと、オレンジやレモンバームの爽やかな香りが織りなすハーモニーが、やさしく心を鎮めてくれます。
引用元:Bio c’ bon ビオセボン公式Twitter
禅からのインスパイアされた特別なお茶ということですが下記の原材料を見る限り、結び付くイメージの物はないので、どんなお茶なのかとても気になります。
それにしても2種類も限定フレーバーを扱っているのはすごいですね。
ビオセボンのオンライン店舗、紅茶・ハーブティーのページはこちらから
フィールゼンを入れる
ティーバッグからはオレンジキャラメルというものがあるのか分かりませんが、オレンジとキャラメルではなく、オレンジの香りのキャラメルはきっとこんな香りでは?と思うような甘い香りがします。
嗅ぎ続けると、りんごなのか甘酸っぱいような香りもしてきました。
90℃のお湯200㎖で5分と書かれているのでその通りに淹れます。
カップに注ぐとオレンジキャラメルやりんごのような香りはほとんど感じられず、ティーバッグの時にはほとんど感じられなかったルイボスティーの香りが強く感じられました。
水色は少し黄味が強めのオレンジといった色でした。
飲んでみるとあっさりしていてクセがなく、スルスル飲めます。
冷めてくるとオレンジキャラメルの香りを再び感じることができました。
12月14日 Imperial Label インペリアルラベル
14日目は『インペリアルラベル』でした。
インペリアルラベル
今現在は単品でクスミティーの公式ホームページでは扱いが無いようなのですが、ティーバッグセットの『エッセンシャル』の商品ページに下記のように紹介されていました。
茶をベースにオレンジ、シナモン、リコリス、シーベリーなどを含んだ健康的なグリーンティー(緑茶)。厳しい冬を乗り越えるため、ロシアで12世紀頃から飲まれていた伝統的な飲み物にインスパイアされたフレーバーです。
引用元:クスミティー公式ホームページ
緑茶なのにスパイスがブレンドされているというのは『インペリアルラベル』を知る前には目にすることがなかったので最初はなかなかどんなお茶か想像ができませんでした。
『インペリアルラベル』の原材料は下記の通りです。
シーバックゾーンの実(サジー)が入っているのも珍しいと思います。
インペリアルラベルを入れる
パッケージを開けた時点で、カルダモンなどのスパイスの香りがしてきます。
チャイにあるような香りと思うのですが、オレンジの皮の香りもしてくるのが特徴的です。
80℃のお湯200㎖で3分と書いてあるので、その通りにお茶を淹れます。
カップに注ぐと、スパイスの香りは和らぐのですが緑茶の甘い香りがしてきます。
飲むとしっかりとしていながら円やかな緑茶の味を味わえます。
でも後味にはピリッとジンジャーを感じます。
飲むたびに段々とジンジャーを強く感じてくるので、体もポカポカしてきます。
冬にぴったりの緑茶だなと思いました。
12月15日 Lovely Night ラブリーナイト
15日目は『ラブリーナイト』でした。
ラブリーナイト
『ラブリーナイト』は公式ホームページで下記のように紹介されています。
心地良い眠りへ導く安らぎのハーブティー
お休み前のひと時を彩るハーブティーはいかがですか?
ハチミツの香りのハニーブッシュ、穏やかな風味のルイボスをベースとし、安らぎのハーブと言われるリンデンやバーベナなど種々のハーブをブレンド。リコリスとシナモンの刺激でほんの少し驚いた後には、洋ナシのアロマがいっぱいに広がります。
心地の良い眠りに導かれ、素敵な夢を見ることができそう。
高血圧の方は、リコリスを含む製品の過剰摂取を避けてください。
引用元:クスミティー公式ホームページ
こちらも様々なものがブレンドされているようで、あまり飲んだことがなさそうなタイプなので、飲むのが楽しみではあります。
ただ以前、リラックスしてよく眠れるようになる効能があるハーブティーを飲んだ時に、苦手な香りで逆にリラックスできなかったことがあるので心配でもあります💦
『ラブリーナイト』の原材料は下記の通りです。
私はハニーブッシュ茶を飲んだことがないのですが、ルイボスティーや香りの強いものもブレンドされているので、味を認識できるかは分かりません💦
ラブリーナイトを入れる
ティーバッグは甘くスパイシーな香りがします。
とはいっても甘さに関してはフルーティーさはニュアンスといった感じであまり強く感じず、どちらかというとシナモンと何か別の強い香りが混ざったような香りです。
やはり心配していたことが起こってしまいましたが、甘さを感じる香りがバーベナなのかルイボス茶なのかハニーブッシュ茶なのかが分かりません💦
ちょっと薬っぽいようなイメージで子供の頃(昭和です😅)飲んだ咳止めのシロップの匂いに似ているような気もします。
嗅ぎ続けるとようやく洋ナシかも?とと思える香りがかすかにするような気も。
でもこれも刷り込みのような気がしてきました。
90℃のお湯200㎖で5分と書かれているのでその通りに淹れます。
カップに注ぐと独特な香りはそのままですが、かすかに感じていたフルーティーさが感じられなくなりました。
味は渋さのない緑茶にも似た感じの味です。
後味にスパイスっぽさを感じます。
冷めてくると甘さと、少しですが苦みも感じました。
完全に冷めるとシナモンの香りが強くなりました。
公式の紹介ではフルーツの香りが広がると書かれていたのですが、今回は推奨の条件で淹れては見たのですが、一度もそういった香りは感じられませんでした。
もしかしたら私の淹れ方や体調によりか感じられなかった可能性も無きにしも非ずですが、試すためにたくさん購入したいかと言われると私には難しいかなといった感想です。
12月16日 Prince Vladimir プリンスウラディミル
16日目は『プリンスウラディミル』でした。
プリンスウラディミル
『プリンスウラディミル』はクスミティーの公式ホームページで以下のように紹介されています。
シトラス、バニラ、スパイスが絶妙にマッチした、類稀なるアールグレイ
ベルガモットの香りを纏ったアールグレイにバニラ、柑橘類、スパイスをブレンドしたブラックティー。キエフ大公ウラディミル1世にちなんで、1880年にメゾン創始者が手ずからブレンドした歴史ある紅茶が、オーガニックに生まれ変わりました。
グレープフルーツ、オレンジ、ライムの酸味ある魅力的なノートが、まさにプリンス(王子様)のように我々の心を奪います。
静かに目を閉じると、ウラディミル王子が白馬に乗って燦然と到着し、まるで忘れられないティータイムへ颯爽と連れて行ってくれるかのよう。我々の味覚を楽しませ、時を超えた瞬間を提供してくれることでしょう。
引用元:クスミティー公式ホームページ
『プリンスウラディミル』はクスミティーのヒステリックブレンドのひとつであり、前回飲み比べをしたときに私の一番のお気に入りになった紅茶です。
私も王子様のように心を奪われた一人なのかもしれません💦
『プリンスウラディミル』の原材料は下記の通りです。
いろいろな種類の柑橘類の香りがブレンドされているのがうれしいです。
プリンスウラディミルを入れる
パッケージを開けるとグレープフルーツなどの柑橘系の香りと、スパイスの香りがします。
バニラが入っているので、甘さもありますが全体的にはスッキリした香りです。
本当にいい香りで、ずっと嗅いでいたいと思えます💦
90℃のお湯200㎖で3分、書かれている通りに淹れます。
カップに注ぐと紅茶自体の甘い香りも加わります。
一口飲むと軽めの渋みを、後味には柑橘の皮のほろ苦さを感じることができます。
スプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加えてミルクティーにします。
渋みがコクに変わりまろやかな味が楽しめます。
牛乳を淹れることで柑橘の香りは少し和らぎますが、スパイスはしっかり感じられます。
柑橘を感じる後味がよいのでどんどん飲み進めたくなります。
今回はアドベントカレンダーでいろいろな種類のお茶を飲むことができるのですが、『プリンスウラディミル』よりも美味しいお茶があるなら知りたいと思っています。
16日目までだとやはり『プリンスウラディミル』が1番です。
12月17日 Rooibos Almond ルイボスアーモンド
17日目は『ルイボスアーモンド』でした。
ルイボスアーモンド
こちらの『ルイボスアーモンド』もクスミティーの公式ホームページでは扱われていませんでした。
こちらも『オンリースパイス』と同様にドイツからの個人輸入代行で購入できるサイトに取扱いがあったのでヨーロッパでは販売されているようです。
いつか日本でも販売されるかもしれません。
『ルイボスアーモンド』の原材料は下記の通りです。
ルイボスティーにアーモンドの香りづけがされているお茶のようです。
ルイボスアーモンドを入れる
まず、パッケージを開けたときに自分がかなりの思い違いをしていたようで驚かされました。
私は普段、あまりナッツ類やアーモンドを食べないですし、チョコレートも食べないのでアーモンドと言えばローストされた物や、お菓子作りで使うアーモンドプードルぐらいしか馴染みがありません。
それで勝手に香ばしいお茶なんだと思い込んでいました。
その為、『ルイボスアーモンド』の香りを嗅いだ時、一瞬マジックペンのインキのようと思ってしまいました。(嫌いなにおいではない💦)
でもすぐに、そんなはずはないだろうと嗅ぎ直してみたところ、杏仁豆腐を相当濃くしたような香りであることに気付きました。
思い込みって怖いですね。
同じアーモンドでも「杏仁」の香りでした。
気を取り直して、書いてある通りの90℃のお湯200㎖で5分間でお茶を淹れました。
水色は綺麗なルイボスティーの色ですね。
カップに注いでも強い香りの印象はあまり変わりませんでした。
香料が強いからかルイボス特有の香りは感じられません。
味は飲みやすいのですが、香りが本当に強いので、だんだん嗅ぎ続けながら飲んでいる感じになって少し辛くなってきました。
もうミルクティーにするしかないとてんさい糖と牛乳20㎖を加えました。
想像はしていましたが、甘さとミルキーさが加わり杏仁豆腐のような味になりました。
ミルクティーにした方がだいぶ飲みやすい味になったと思います。
12月18日 ティーインフューザー
18日目はティーインフューザーでした。
スプーンはそのまま入っていましたがこちらは箱に入っていました。
ティーインフューザーの箱にはお茶のラベルがプリントされていますが、今現在クスミティーの公式ホームページで買えるのは『プリンスウラディミル』のみです。
他のお茶はヨーロッパでは売られているのかなと興味が湧きました。
ティーインフューザーは単品では売られていませんが、20g缶のアソートと一緒にセットになったギフト商品があります。
その販売ページでは以下のように紹介されています。
Infuser Spoon【インフューザースプーン】
約4.5cmの長さのインフューザースプーンは2杯分のお茶を淹れる時におすすめのアクセサリー。お茶を淹れやすく、お手入れも簡単です。
引用元:クスミティー公式ホームページ
箱の側面には使い方の説明があります。
中身を取り出して箱の横に置いてみます。
ティーインフューザーの長い柄の部分を握ると茶こし部分が開く作りになっています。
握って開いたまま、茶葉に入れて手を緩めます。
そうすると中に茶葉が入る仕組みです。
『アクアローザ』の茶葉が2.7g取れたので、このままマグカップでお茶を淹れてみたいと思います。
一度温めたカップにティーインフューザーを入れて、お湯を注いで待ちました。
問題なく淹れることができました。
ちなみに、抽出後はもう一度柄を掴むと中身を取り出すことができます。
多少中に残るのですが掴んだまま水で流せば綺麗に洗うことができました。
正直、まだ慣れていないので茶葉を掴んで入れるのがおぼつかないのですが、回数を重ねれば慣れていけそうです。
12月19日 le thé blanc Alain Ducasse テ ブラン アラン・デュカス
19日目は『テ ブラン アラン・デュカス』でした。
テ ブラン アラン・デュカス
『テ ブラン アラン・デュカス』は公式ホームページで下記のように紹介されています。
気品溢れる柔らかい香りがエレガントな時間を演出
上質なオーガニックホワイトティーをベースに、ローズとフランボワーズの繊細な香りが美しいハーモニーを奏でます。
メゾンの生誕150周年を記念して、フランス料理界の巨匠アラン・デュカスと共同で開発された特別なお茶です。繊細なホワイトティーが気品溢れる柔らかい香りを纏い、まるでパリの街角を訪れたかのような洗練された空間を創り上げます。
引用元:クスミティー公式ホームページ
茶葉は素敵な缶に入って販売されていますが、オーガニックに移行されているものは現在はティーバックのみとなっています。
『テ ブラン アラン・デュカス 』の原材料は下記の通りです。
ラズベリーとローズという組み合わせはとても気になります。
クスミティーのお茶の中でもかなり特別感が感じられる商品で、一度飲んでみたいと思っていたので淹れるのがとても楽しみです。
テ ブラン アラン・デュカスを入れる
ティーバッグからは甘酸っぱいラズベリーと豊かなローズの香りがします。
どちらかと言えばラズベリーの方が強く出て、フルーティーな印象です。
80℃のお湯200㎖で3分、パッケージに書かれた通りにお茶を淹れます。
淹れる華やかなローズの香りが前面に出てきて、ラズベリーの香りがニュアンスに感じられます。
他の白茶ベースのお茶と同じように柔らかな口当たりですが、少し苦味を感じるので、スッキリします。
香りと味のコントラストが紹介通りの気品溢れ、洗練されたお茶であることを証明しているようにも思えました。
12月20日 Aqua Summer アクアサマー
20日目は『アクアサマー』でした。
アクアサマー
『アクアサマー』はクスミティーの公式ホームページで下記のように紹介されています。
ハイビスカスにピーチとアプリコットのとろける甘い香り漂う
ハイビスカスをベースに、ピーチ、アプリコットをブレンドしたフルーティなオーガニックハーブティーで、夏を味わいませんか。
アクア サマーがあれば、輝く夏が1年中続きます。長いバカンスが明けて新学期に入っても、仕事が始まっても、ずっとずっと!
ハイビスカスの爽やかな酸味、ピーチやアプリコットの柔らかでジューシーな果肉の香り…… 季節が変わっても、太陽が育む美味しいフルーツの味を口にすることができるのです。 暑い日にはアイスティーでも美味しくお召し上がりいただけます。自然の恵みが詰まった、カフェインフリーのオーガニックハーブティーを、ぜひご家族皆さまでお愉しみください。
引用元:クスミティー公式ホームページ
輝く夏が一年中続く。
夏が苦手なので、本当であれば構えてしまいますが、違う季節を連れてくるほどのお茶には興味があります。
『アクアサマー』の原材料は下記の通りです。
りんご、ハイビスカス、ローズヒップだけで好きな味確定です💦
アクアサマーを入れる
ティーバッグからは桃の甘い香りと爽やかな酸味を想像できるような香りがします。
今は冬ですが本当に夏を思い出しました。
95℃のお湯200㎖で5分、書いてある通りにお茶を淹れます。
カップに注ぐと、柔らかなオレンジがかったピンクというような色合いの水色と甘い香りに心を掴まれました。
実際に飲むと酸味を感じ、甘い香りと相まってとてもフルーティーさを感じます。
予想通りでしたがとても美味しくて、スルスル飲んでしまいます。
本当の暑い夏には是非アイスにして、ゴクゴク飲みたいなと思わされました。
12月21日 Russian MorningNº24 ロシアンモーニングNo.24
21日目は『ロシアンモーニングNo24』でした。
ロシアンモーニングNo.24
『ロシアンモーニングNo.24』はクスミティーのヒストリックブレンドですが、現在は公式ホームページでは単品で販売されていません。
ミニ缶のギフトセットのページには下記のように紹介されています。
繊細で魅惑的な香りの中国茶(グランユンナン)と、ほのかなチョコレートの香りを持つラウンドリーフのセイロン茶の2種類のブレンド。芳醇で力強くバランスの取れた味わいは朝食に最適。
引用元:クスミティー公式ホームページ
『ロシアンモーニング No.24 』の原材料は下記の通りです。
何だか紅茶の茶葉2種類のみのブレンドがとても珍しい物であるような錯覚を覚えます。
それだけ今回のクスミティーのベントカレンダーで独創的なお茶を飲んできたんだなと気づかされました。
ロシアンモーニングNo.24を入れる
紹介文にあるようにチョコレートというかカカオっぽい香りもしますが、紅茶の茶葉の香りがしっかり感じられます。
90℃のお湯200㎖で3分、書いてある通りにお茶を淹れます。
カップに注ぐときれいな水色が確認できます。
チョコレートっぽい香りはほとんど感じなくなりました。
一口飲んでみると、渋みはあまり強くありません。
しかし飲み進めると渋みが増してきて、ミルクティーにしたいなと思いました💦
ティースプーンに1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加えてミルクティーにします。
ミルクティーにすると少しチョコレートっぽい香りが感じられました。
とはいえ、香りだけなので味はしっかりと茶葉の味を感じられるミルクティーです。
以前淹れたときより、湯量を増やして時間は短くしているので今回は軽やかなミルクティーになりました。
12月22日 Aqua Exotica アクアエグゾティカ
22日目は『アクアエグゾティカ』でした。
アクアエグゾティカ
『アクアエグゾティカ』はクスミティーの公式ホームページで下記のように紹介されています。
南国フルーツが贅沢に詰まった、バラ色のブレンドティー
ハイビスカスのフローラルでフルーティ―なアロマが際立ち、リンゴやマンゴーのノートと絶妙なハーモニーを奏でます。またアクセントのドラゴンフルーツがほんのりと甘さをもたらし、リッチな風味が口いっぱいに広がり南国気分を満喫。
一口味わった瞬間には、まるで遠くまでバカンスに出かけたような気持ちに。ハイビスカスの爽やかな酸味とマンゴーのとろける甘味のノートが届いたころには、太陽の光に包み込まれ、目の前には夢のような光景が広がっています。
アイスティーに最適なので、夏の暑い時期にも大人気のお茶です。
引用元:クスミティー公式ホームページ
『アクアローザ』、『アクアサマー』と好きな味だったのでアクアと頭に付くと無条件に美味しいのではと思えてきました💦
『アクアエグゾティカ』の原材料は下記の通りです。
やはり、安定のりんご、ハイビスカス、ローズヒップが配合されています。
アクアエグゾティカを入れる
ティーバックからはマンゴーの甘い香りとりんごのスッキリとした香りが交じり合った甘酸っぱい香りがします。
95℃のお湯200㎖で5分、書かれている通りに淹れます。
ティーカップに注ぐと酸味を感じる香りが強くなりました。
飲むとすっぱさを強めに感じました。
りんごっぽさも感じて、特に後口は酸味の強いりんごを食べたあととような味に感じます。
とてもさっぱりして、ナチュラルなフルーツを感じられます。
酸味が苦手な人は砂糖や蜂蜜を加えて甘酸っぱくすると飲みやすくなると思います。
12月23日 White Anastasia ホワイトアナスタシア
23日目は『ホワイトアナスタシア』でした。
ホワイトアナスタシア
『ホワイトアナスタシア』はクスミティーの公式ホームページでは下記のように紹介されています。
オレンジの花、ベルガモットが優雅に香る白茶版アナスタシア
クスミティーを代表するブレンド「アナスタシア」にヒントを得て、メゾン生誕100年を記念して誕生しました。春先の茶葉の新芽の白い産毛が取れないうちに採取する、希少なホワイトティーをベースに、オレンジの花とベルガモット、レモンの 繊細なコンビネーションがバランス良く香ります。
アナスタシアとホワイトアナスタシアは、互いの美しさを引き立て合う、まるで姉妹のような関係なのです。姉のアナスタシアはちょっぴり反抗的で大胆な性格であるのに対し、妹のホワイトアナスタシアは白茶のように純粋で軽やか。オレンジの花のような繊細さを持ち合わせ、ベルガモットやレモンのようにピリッとした明るさを持ち、限りなく洗練され… 味わえば、きっとホワイトアナスタシアの性格をお分かりいただけることでしょう。
一日のリラックスタイムのお供は、このホワイトアナスタシアにお任せください!あっという間に優雅な空間を創り上げ、上質なひと時をもたらしてくれます。
引用元:クスミティー公式ホームページ
『アナスタシア』を飲んだことがあったので以前からこちらの『ホワイトアナスタシア』がとても気になっていました。
『ホワイトアナスタシア』の原材料は下記の通りです。
Twitterでもお茶好きの方々によく飲まれているのを見かけていたので早く飲んでみたいです。
ホワイトアナスタシアを入れる
パッケージを開けると確かに『アナスタシア』に似た香りがします。
オレンジの花やベルガモットのとてもいい香りです。
80℃のお湯200㎖で3分、書かれてある通りにお茶を淹れます。
カップに注ぐと柑橘系の香りは少し落ち着きます。
やはりこちらもこれまで飲んだ白茶ベースのお茶と同じく、とろみを感じるような口当たりです。
ただ一番お茶の味が苦く感じました。
今までは飲んだ白茶ベースのお茶は基本的に甘いフルーツの香りがしました。
『ホワイトアナスタシア』は香りが柑橘系で、スッキリした香りなので味に甘みを感じないのかもしれません。
12月24日 TSAREVNA ツァレブナ
最終日の24日目は『ツァレブナ』の20g缶でした。
ツァレブナ
『ツァレブナ』はクスミティーの公式ホームページに下記のように紹介されています。
煌びやかなローリング・トゥエンティーズの時代へ
今年もパーティーが始まります!ローリング・トゥエンティーズのリズムに合わせ、ホリデーシーズンを祝福しましょう!
ブラックティーをベースにオレンジピール、スパイス、リコリスとの見事なハーモニーを奏で、豊かな香りの渦になって私たちを包み込みます。冬季限定のスペシャルなクスミティーのブレンドをお楽しみください。
煌めくゴールドの美しいドレスに身を包んだツァレブナが、華やかなローリング・トゥエンティーズの時代へとタイムスリップさせてくれます。さあ、ショーの始まりです。パッケージ(120g缶)に描かれた、モーリス・シュヴァリエ、ジョセフィン・ベーカーが、心躍るティータイムへとあなたを誘います。 香り高いで酔いしれ、あまりの心地よさに、思わずダンスのステップを踏んでしまいそう。
引用元:クスミティー公式ホームページ
2021年のアドベントカレンダーのビジュアルはこの『ツァレブナ』のであることから、既に華やかな印象しかありませんが、「豊かな香りの渦」という表現が非常に気になります。
『ツァレブナ』の原材料は下記の通りです。
紅茶にジンジャーやカルダモンというとチャイのようなお茶なのかとも思いますが、オレンジの皮が入っているのでそうではない違ったお茶なんだろうなと原材料だけでいろいろ考えてしまいます。
ツァレブナを入れる
缶の蓋を開けると、ジンジャーとカルダモンの香りが強く甘くてスパイシーな香りを感じましたが、その後柑橘系のスッキリさを感じる香りに変化します。
とりあえず、缶には90℃のお湯250㎖で2、3gの茶葉を3分から4分と書いてあったので、お湯の量と温度はそのままで、茶葉は3g、抽出時間は3分で淹れてみることにしました。
カップに注ぐとスパイスの香りは和らぎます。
飲んでみるとジンジャーは結構効いています。
水色も紅茶を3分抽出している割には薄めのような気がします。
ただこれに関しては、私は普段はミルクティーを飲むので、ストレート推奨の紅茶は特に疎いのでよく分かりません。
紅茶の味も薄めで、渋みなども一切感じません。
スプーン1杯弱のてんさい糖と牛乳20㎖を加え、ミルクティーにします。
ミルクティーにするとお茶自体は軽やかになりますが、逆に辛みのあるスパイスが前に出てくる感じがします。
ミルクティーにする前はなんだかんだとチャイのように感じるのかなと思っていました。
しかし、実際に飲んでみると後味がアールグレイのミルクティーのようなスッキリさであることのほうが私には印象に残りました。
チャイとアールグレイを合わせたらこの味のようになるのかは試していませんが、ならないような気がします。
どうしてかというと、このお茶は茶葉のアピールの軽さ?が絶妙で、スパイスと柑橘系の味とのバランスがとてもいいと感じられるからです。
とはいえ、ミルクティーにすることを考えると濃く淹れた方が絶対に美味しくなるので、次回同じように淹れる際には4分の抽出時間で淹れたいと思います。
ツァレブナは期間限定のお茶で通年販売ではありません。2020年のホリーデーシーズンもクスミティー公式ホームページで販売が開始されました。
まとめ
22種類ものお茶についてレビューを行うということで、記事がとてつもなく長くなってしまいました。
とはいえ、12月1日から12月24日までの24日間の間、毎日ワクワクした気持ちでお茶を淹れ、そして味わいながらいろいろな発見もすることができました。
飲む前は『プリンスウラディミル』を超えるお茶はあるのかどうかを気にしていましたが、今となっては、その時飲みたいを茶を飲めたら幸せなのではと思っています。
好みで言うと、やはり『プリンスウラディミル』が好きというのは変わらなかったのですが、白茶ベースのお茶を4種類も飲めたので、今まで飲まなかった種類のお茶に興味も湧きました。
ただハーブティー、インフュージョンに関してはやはりフルーツ感がどれだけ感じられるかが、私にとっては美味しいと感じるかどうかに大きく関係しているなと改めて確認できました。
それと、2種類のティーアクセサリーも自分では積極的に購入することは無いので、何だかプレゼントのようでうれしかったです。
ティーインフューザーは正直まだ扱いに慣れない部分があるのですが、ちょうどクリスマスマーケットでもらった細長いマグカップにも淹れられるので重宝しています。
こんな感じで淹れられるのでありがたいです。
今回、初めてお茶のアドベントカレンダーを購入しましたが、自分の普段飲まないお茶にも出会えました。
今後も魅力的なお茶に会うために素敵なアドベントカレンダーを購入していければいいなと思います。
2023年もクスミティーのアドベントカレンダーが発売されることになりました。
すぐに完売してしまうのかもしれないので購入は早めの方が良さそうです💦
今年も発売!!大人気の限定商品
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